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1年半前のニュースを見て思うこと。

848回目です。φです。

私は毎日BBC Learning EnglishというYouTubeチャンネルを観ているのですが、久しぶりに目にしたニュースがありました。

それはコロナが始まった頃の話。2020年の3月のもの。イタリアのニュースです。

感染者が爆発的に増え、ロックダウンという措置が取られた。自由にイタリアへ行くことも、イタリアから行くことも不可能。完全に移動を制限した、ということに対するニュース。

とても厳格な措置が取られた、と書かれているものがほとんどでした。その後イタリアは医療崩壊が起こり、国で感染者を処置できなくなった。ドイツが動き、ドイツの病院に運び、入院させている、ということもありました。

イタリアは本当に状況が悪く、ロシアからも手助けが成されたほどでした。私はその衝撃的なニュースに驚きました。世界は手を取り合うのかもしれない、と思ったこともあるし、ウイルスという目に見えないものでここまで国は崩れかけるのかと。両極端な思いを持ったものです。希望が見えて、同時に悲しみも見えた、という具合に。

1年と半年弱で、イタリアはだいぶ回復しているように見えます。もちろん観光業とかは厳しいでしょうし、現在世界を震撼させているデルタ株でのさらなる追い打ちなどもあるでしょう。

ちなみにイタリアは、1回目のワクチン接種が68.6%終わっていて、2回目も終わっているのは58.2%だそう。日本よりも進んでいますね。

下のサイトを参考にしています~

多くの国が、最初とは異なる様子になっている、と私は思います。もちろんワクチン云々だったり、分かってきたことを参考に対策を考えたり、人の意識が変わってきたり。

戦い続けている、とは言え、前を向けているように思えます。

それらのニュースを目にすると、思わず日本の様子を比較してしまう。日本は進めているのでしょうか。得た情報を、医学的根拠を、エビデンスを、しっかりと使えているでしょうか。

そうであったらいいな、と思います。目にしているニュースは医療崩壊の始まり、のようなものであっても。

これ以上悲しいニュースが増えないことを祈るばかりです。

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