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フィリピン留学はフィリピン人講師がいて初めて成り立つ。その奥に潜む闇をご存じだろうか。気が付けば自分も加担しているぞ。

こんにちは!フィリピン留学情報センターです!

今日のセブ島は朝から曇り空で、時々雨も降るそんな天気です。今日から私はこの春休みで1つ目の重要な日を迎えます。3つのエリアに多くの学生が到着します。約90名の学生が3エリアに到着します。

それぞれのエリアの担当者と確認をしお客様のご到着をお待ちしているので問題はないと思っていますが、いつも心配になります。

さて、今日のトピックはフィリピン留学の裏にある問題に関してです。この問題、留学会社の人もまあ知らないと思いますし、となればフィリピンりゅがくを考えているお客様も知る由もありません。

皆さんは会社勤めをされていると仮定した場合、給料はどの程度先ずは必要でしょうか。最低ラインとして。

恐らくまずは生活が出来るレベルは必要ではないかと思います。まあ、そりゃそうですよね。その為、日本では最低賃金などの決まりもある訳です。

では、フィリピンの留学で言うとどうか?と言いますと、そうではないんですよね。語学学校で言えばフィリピン人講師がいないと成り立たないわけで、そのフィリピン人講師の給料が不十分で生活が大変である場合、皆さんはどう思いますか。

こんなニュースが出ています。

記事の真ん中から下の方に私が住むセブ島(ビサヤ)の賃金の掲載があります。468ペソ1日当り今は頂いている。20日間勤務で9360ペソが最低賃金。でも本来必要なのは1266ペソ。約25000ペソ。かなりの開きがあります。

語学学校の先生の給与は15000~20000ペソ程度と言われています。最低賃金以上の支払いはあるにせよ、それでも生活は大変な状況です。これはフィリピンの国の政策が良くない。

セブ島で言いますと最低賃金を3倍にしないと大変だという事。これは国の政策に期待をするしかありません。生活苦が続くとどうなるかと言いますと、治安が悪くなります。記事を見て頂くとセブは最低賃金と必要なお金に相当の開きがあるのは分かります。

語学学校は値上げはしています。物価の上昇、そして人件費の高騰が理由という事です。これは私は値上げは良いと思います。しかし、使い道なんですよね。

こんな動画も出ています。

このニュースは正直、事実。もちろん全ての語学学校ではなく、一部の語学学校。そして、競争が激しいセブ島にあります。

つまり、ここから想像が出来るのは、料金の値上げ=講師への給料へ行く訳ではなく、留学会社への利益のために値上げがされている可能性もあるという事です。

語学学校は学生が来ないと成り立ちません。その学生をどうやって集客するのか一番簡単な方法は語学学校への紹介料のパーセンテージの値上げです。事実、このパーセンテージを交渉し、その学校へ集中的に送客する留学会社もある。業界では有名です。結果、お客様のことも関係なし。語学学校への利益、そして、その見返りに自社の利益。この双方の利益の為。。。

事実あるんですよね。。。

ちゃんとした語学学校もあるので、全ての語学学校に言えるとは言いません。しかし、中にはある。これが問題ですよね。もちろん、弊社ではそのような語学学校を紹介することは無いですし、むしろ、方針転換で語学学校への送客自体も減らしています。違う方法を考えているという事ですね。語学を学ぶにしても違う方法はある訳です。

セブ島に住んでいるからこそ、どんどんと奥の深いところが見えてしまってですね。。。自分自身で新しい事を作り出し、そして、出来るだけ関わる人がハッピーな暮らしができるようにと考えています。

ボランティア活動など週末に開催されている語学学校もあるのですが、その前に、先生の給料ももう少し見直した方が良いのではないか。。と感じる語学学校も正直ある訳です。

弊社では、フィリピンという国がさらに良くなること、その為にはフィリピン人の生活が良くなることを考えながら、活動をしているつもりです。

これからも、そのことを忘れずに頑張って行きたいと思います。

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