14.自我状態モデルと社会ネットワーク理論

交流分析のPACモデルにおいて、PとCには規範という概念と結び付いた、全体を志向する傾向と個別化の概念と結び付いた、部分を志向する傾向の2つの状態が存在するのに対してAにはそれがない。これは不自然ではないだろうか。

A(Adult)は分析的と表現されるが、それを分析的ではなく解析的(Analytic)とすることで、内部自由度として分析的と統合的の2つの状態を考えられないだろうか。

3つで1つ、しかも、それぞれに内部自由度が2つ。まるで核子である。それならば、差し詰めストロークは中間子であり、強い紐帯といったところであろうか。弱い紐帯は遠方にまで及ぶため、電磁気力に対応させられるかもしれない。尚、核子1個当たりの結合エネルギーのピークは鉄核付近にある。

また新たに情報の分類を考える必要がありそうである。


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