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アコースティックギターの打ち込みとか

アコギのストローク

先日公開した THE GIRL LEFT BEFORE DAWN, BUT THE BOY WAS STILL ASLEEP. のギターのストローク (strum) 部分は、KOMPLETE 14 STANDARD に入っている SESSION GUITARIST Strummed Acoustic を使っています。

(fig1) ギターのストローク

最初の超低音はパターンを指定するコントロールです。このように全音符で指定するだけでリアルにジャカジャカ弾いてくれるのでとても便利です。

以前はアコギの音源を使って単音をちまちま打ち込んでそれっぽく聴こえるように頑張っていましたが、結局挫折しました。Studio One には strum を打ち込む編集機能がありますが、案外難しいし、単に弦ごとに発音タイミングをずらしただけでは違和感があります。

(fig.2) 4 Western A

この曲はパターンは「4 Western A」だけを使っています。パターン内の細かい設定はデフォルトのままで、特に何も変更していません。(fig.2)

(fig.3) Playback 画面

Playback 設定は、LATCH MODE を Stop instantly に指定します(fig.3)。SYNC は Sync to host です。このあたりの設定を変えると全音符でない部分のコードの切り替えが微妙に変わったりするので、手探りで変更しています。個人的には LATCH MODE は Stop immidiately でないと思った所で鳴り終わってくれないことがあって使い辛いです。

スリーフィンガー

アコギのパートはもう一つあって、こちらは Studio One Professional の Presence の音源から、Steel Str Gtr Full を使っています。

(fig.4) アコギ譜面

マウス打ち込みなので本当に演奏できるかどうかは分かりません。特に87小節は playable かどうか怪しいです。ピアノロール画面はこうです。

(fig.5) アコギのピアノロール画面

アコギの打ち込みは、まず1/16か1/32の quantize でマウスでポチポチ入れていきます。その後、次の音の所まで音の終わりを伸ばしてつないで fig.4 のような状態に仕上げていきます。

アコギっぽく聴こえる技は、sustain を使うというお手軽バージョンもあるのですが、今回は sustain は使っていません。なお、Velocity は80固定で入力していて、未調整です。

87小節の一番上の音ですが、次に同じ音が出るまで伸ばすのではなく、同時に発音しないように打ち込んでいます。これは同じ弦で音が出ているところをイメージして打ち込んだ結果です。

余談

ストラムはコピペで

ストラムのパートは何回か同じコード進行で出てきますが、完全にコピーなので全部同じです。音量も聴こえるか聴こえないかの微妙な大きさに設定してあるので、どうせハッキリ聴こえないだろうと。

名前が長すぎるのでは

THE GIRL LEFT BEFORE DAWN, BUT THE BOY WAS STILL ASLEEP. って長い名前を付けてしまいましたが、だんだん書く面倒になってきました。何か分かりやすい略称とか付けたらよさそうです。。

制作中は beforedawn という名前のファイルを使っていました。そこからだと BD というのが略称としては分かりやすい【どこが】かもしれません。ただ、BDと書いたら何のことか全く想像できなくなるので、そこはいまいちです。

話は変わって、Studio One ですが、世間では S1 という略称が通用するようです。こちらも毎回名前を打ち込むのにだんだん面倒になってきたところです。

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