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    素人が Windows パソコンで Studio One Professional を使って四苦八苦しながら作曲します。素人ならではの変な技が出てくるかもしれません。

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SESSION GUITARIST Strummed Acoustic の LATCH MODE と音の長さ

LATCH MODE 昨日の記事で SESSION GUITARIST Strummed Acoustic の打ち込みの話を書きましたが、LATCH MODE について、もう少し説明的なことを書きたいと思います。 Playback の設定で、LATCH MODE を Stop immidiately に指定した方が使いやすい、みたいな話でしたが、immidiately というのは、音が終わったら即時ストラムも止まるという意味に取れます。しかし、実際はそう単純ではありません

    • アコースティックギターの打ち込みとか

      アコギのストローク 先日公開した THE GIRL LEFT BEFORE DAWN, BUT THE BOY WAS STILL ASLEEP. のギターのストローク (strum) 部分は、KOMPLETE 14 STANDARD に入っている SESSION GUITARIST Strummed Acoustic を使っています。 最初の超低音はパターンを指定するコントロールです。このように全音符で指定するだけでリアルにジャカジャカ弾いてくれるのでとても便利です。

      • THE GIRL LEFT BEFORE DAWN, BUT THE BOY WAS STILL ASLEEP をどうやって作ったか

        作曲(編曲?)メモ作曲手法みたいなたいした話はどう頭を絞っても出てこないのですが、一応「作成記」的なマガジンに入れる記事なんだし、思い出せるうちに書けることを書いておきます。一言でいえば DAW にマウスクリックで打ち込んで終わりみたいな話なのですが。 ここから作った 出だしのメロディ、歩いている時に何となく思いついて打ち込んだ、というのがこの曲の第一歩です。 このようなメロディはどうすれば思いつくのか、というのは分かりません。訊かれても困ります。 ただ、作曲のセンス

        • リズムの打ち込み

          Type-1 のリズムパート Type-1 というのは途中経過を YouTube で公開中の曲です。現時点の最新は Type-1.1 です。今回はリズムパートに注目してみます。 パーカッション 今回のトラック1は、KOMPLETE 14 STANDARD の音源の中から WEST AFRICA の Balafon 1 を使っています。画像を見た感じでは、アフリカっぽい木琴です。知っていて使ったわけではなく、なんとなく WEST AFRICA を選んで何となく選択したらこれ

        SESSION GUITARIST Strummed Acoustic の LATCH MODE と音の長さ

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          THE GIRL LEFT BEFORE DAWN, BUT THE BOY WAS STILL ASLEEP.

          新曲公開しました YouTube channel で新曲を公開しました。詳細は後日ということで、とりあえず紹介します。 邦題タイトルは「夜明け前に少女は旅立ったが、少年はまだ寝ていた。」です。だとすると英語が変ですがこだわりません。 曲はシンセポップ的な何かです。今回は変拍子を使わなかったのでリズムは割と普通です。テンポもずっと一定です。しいて言うならば、 PAN で少し遊んでいます。転調はメチャクチャしてます。4月6日に打ち込みを始めたので、だいたい20日で完成です。自

          THE GIRL LEFT BEFORE DAWN, BUT THE BOY WAS STILL ASLEEP.

          Type-1.1

          作成中の曲紹介先日書いた Mellotron の記事の中で Type-1 という作成中の曲を紹介しましたが、少し進んだので現状でもう一度紹介します。 リズムパートはほぼコピペです。このまま最後まで行くか、激変したパートを挟むかで考え中です。 ギターが最後に出てくるのですが、テレキャスターにエフェクトを入れています。ソロを弾いて欲しいのですが、そのスキルはまだありません。ただ、この曲はギターソロに聞こえる必要がないので、割と無茶してもいいような気がします。 現状で、イント

          YouTube channel 公開中の曲

          Phinloda の YouTube チャンネルで公開している曲の一覧です。随時更新する予定です。 (2024-04-26 更新) 2023年 Phinloda の Piano sonota 1-1 (2023/10/04) Phinloda の Piano sonota 1-2 (2023-10-04) Phinloda の Piano sonota 1-3 (2023-10-04) Phinloda の Piano sonota 2-2 (2023/10/09) Ph

          YouTube channel 公開中の曲

          小さい妖精の踊り

          この曲は11月に公開した曲の音源を少し入れ替えたバージョンです。 どうやって作ったか まずピアノパートだけを作りました。最初に作ったフレーズは出だし4小節の高音部です。 譜面は Studio One Professional のピアノロール画面の楽譜表示です。ピアノなので左手と右手で楽譜を分けたいのですが、fig.1 のように音の高さで機械的に表示する場所が分かれています。何か工夫すれば思った通りに表示できるのかもしれません。 メロディはごく単純で、左手もピアノを習っ

          小さい妖精の踊り

          Mellotron

          プログレな雰囲気 ストリングス風の音ということで Solina を先日紹介しましたが、もう一つ、個人的にストリングスの代わりによく使うのが Mellotron (メロトロン)です。この音は KOMPLETE 14 STANDRD の Kontakt Factory Library 2 に入っていて、Kontakt 7 で使うことができます。 King Crimson さんの作品に出てきた印象が強烈だったので、プログレな雰囲気だと刷り込まれたのかもしれません。 Mello

          Mellotron

          Phinloda のピアノソノタ第1番

          YouTube にオリジナルのピアノ曲をいくつか公開していますが、今日はピアノソノタ第1番を軽く紹介しておきます。DAW は全て Studio One Professonal で、KOMPLETE14 STANDARD のピアノ音源を使っています。 ピアノソノタとは? このあたりの曲は Studio One Professional を購入したときに、DAWの操作に慣れるために打ち込んだものです。ピアノはとりあえず音を出せばそれだけでピアノっぽく聞こえるので、練習用に曲を

          Phinloda のピアノソノタ第1番

          Solina

          ストリングス風の音として 作曲を始めたのは十代の頃で、当時はDTMの環境などなかったので、作った曲はギターで弾いて重ね録りするのが限界でした。オリジナル曲にドラムはもちろん、オケやストリングスの音を使いたいと思っても論外でした。 それでもストリングスの音が欲しいことはあるわけで、そんな時は、電子オルガンかシンセサイザーのそれっぽい音で代用するという手がありました。 ストリングスに近い音を出す電子楽器としては、アナログシンセサイザーのソリーナが有名です。Studio On

          ベースのスライド奏法を打ち込む

          SCARBEE RICKENBACKER® BASSエレキベースを打ち込む時に、Studio One Professional に付属の音源だと低音の伸びがいまいちな感じがします。私がよく使うベース音源は KOMPLETE14 STANDARD に入っている SCARBEE RICKENBACKER® BASS です。 NIの紹介ページには「60年代に多くのロックやポップレコードで聞くことができた明瞭なサウンド」と表現されています。低音の伸びとクリアな中音域はロック系によく

          ベースのスライド奏法を打ち込む

          ぼかろの歌

          歌詞 ボカロを使ってみようと思って お試し版を入れてみて マニュアル見ながら 曲を再生していたら パソコンが落ちた (なんでやねん) いろいろ試してイケそうやから 製品版を買おうと思って 公式サイトに来てみたら 「ただいまサーバーメンテナンスを実施しております」 とかいわれて ろ ぐ い ん できへんかった メンテが終わって 入金済ませて バージョンアップもうまくいって この歌のデータ開いたら ボカロのデータがどこかに消えよった (まじか) 難しい! 難しい!! ボ

          ぼかろの歌

          Studio One のイベントを複数選択する

          イベントの選択Instrument Part Studio One は音楽データをイベントという単位で扱います。イベントとは何か、言葉で説明すると難しいのですが、ざっくり言えば、音データが入った箱のようなものだと思えばいいでしょう。実際に見れば一目瞭然で、要するにコレのことです。 青い色の四角がイベントです。水色の枠で囲まれているのは、このイベントが選択状態であることを示しています。 このイベントはトラックの上をダブルクリックして生成したもので、1小節の長さがあります。

          Studio One のイベントを複数選択する

          Studio One のドラムエディターの重複音を確認する

          ダブって入力してしまう件 Studio One でマウス打ち込みするときのエディターは、3つのモードが選択できます。ピアノロールの画面、ドラムエディターの画面、楽譜の画面です。 基本的にはメロディやコードを入力するときは音の高さを指定できるピアノロールを使い、リズムパートを入力するときは音の長さを意識しないで入力できるドラムエディターを使います。 使い方が下手なのかもしれませんが、ドラムエディターをポチポチやっていると、勢い余って同じ所にダブって入力してしまうことがあり

          Studio One のドラムエディターの重複音を確認する

          Ampire のパラメーターを automation する

          Ampireエフェクター(ストンプ) 先日、Studio One Professional に付属している標準 effect、Ampire の個々のエフェクターをオートメーションでコントロールする方法を紹介しましたが()、そもそも、Ampire の個々のエフェクターをどうやって調整するのか知らなかったので、その話です。 エフェクターとストンプって何が違うの、という話ですが、要するに同じらしいです。足で踏んでコントロールできるエフェクターがストンプと呼ばれるそうなので、スト

          Ampire のパラメーターを automation する