Solina
ストリングス風の音として
作曲を始めたのは十代の頃で、当時はDTMの環境などなかったので、作った曲はギターで弾いて重ね録りするのが限界でした。オリジナル曲にドラムはもちろん、オケやストリングスの音を使いたいと思っても論外でした。
それでもストリングスの音が欲しいことはあるわけで、そんな時は、電子オルガンかシンセサイザーのそれっぽい音で代用するという手がありました。
ストリングスに近い音を出す電子楽器としては、アナログシンセサイザーのソリーナが有名です。Studio One Professional の場合、Presence にこの音色が入っています。カテゴリが Organ ではなく Strings になっています。流石です。
くりあ
DAW で曲を作るのならストリングスのサンプリング音源を使うこともできます。その方が音はリアルになるのですが、個人的には Solina の音を使いがちです。例えば「くりあ」のイントロに、この音を使っています。
この歌のトラック2が Presence の Solina StereoStack です。作曲のかなり早い時期にソリーナを使っていたことが分かります。
この歌の場合はバンドがステージで演奏しているような感じにしたかったので、リアルなストリングスではなくシンセっぽい音の方がよかった、ということもあります。
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