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Mellotron

プログレな雰囲気

ストリングス風の音ということで Solina を先日紹介しましたが、もう一つ、個人的にストリングスの代わりによく使うのが Mellotron (メロトロン)です。この音は KOMPLETE 14 STANDRD の Kontakt Factory Library 2 に入っていて、Kontakt 7 で使うことができます。

King Crimson さんの作品に出てきた印象が強烈だったので、プログレな雰囲気だと刷り込まれたのかもしれません。

Mellotron はテープに録音した音を再生するシステムなので、弦楽器以外の音色にも対応しています。例えば The Beatles さんの Strawberry Fields Forever がメロトロンのフルートの音を使っています。

Kontakt のメロトロン音色は 「KONTAKT」音源の Vintage の下に入っています。  Choir、Brass、Flutes、Guitar、Organ、Pianoなど、たくさんあります。私がよく使うのは Violins ですが、今作成中の曲に Brass を使っているものがあるので紹介します。

0:08あたりから右チャンネルで鳴っているのが Mellotron Brass です。その後も何度かリピートして出てきます。

余談

作成中の曲でも聴ける

この曲は作成中なので、いわゆる mix 系の作業は殆どしていません。まだ打ち込んでいる途中の段階です。

ただ、私のスタイルは完全マウス打ち込みで、打ち込む時点で同時に音量もある程度は調整して作っているので、作成途中の段階でもそれなりに聴ける状態になっています。ていうか、レコーディングと mix を同時に行っているようなものです。

といいつつアレですが、メロトロンのパートは少し音量が小さいような気がしますね。

Type-1 とは?

この曲は、最初から最後まで流れている木琴のような音から作り始めたのですが、元々ボカロに歌わせてプログレっぽい歌になる予定でした。実際に打ち込み始めると、インストで行けるのでは、と思ったのでデータをコピーしてボカロとインストと2系統に分けて作成している状態です。Type-2 もあるわけです。

ちなみにこの音は、KONTAKT の WEST AFRICA という音源に入っている Balafon 1 です。

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