コンテンツにできることはまだ、あるかい
SNSがここまで発達し、ハリボテや嘘が一瞬でバレる時代に突入してから久しい。
小学校時代に宝田ヒサシ君というクラスメートの子がいたけど、それくらい久しい。
その最中にあって、人々が本当に見たいと思うものは、企業全体のPRやプレスリリースなんかではなくて「あんたが何を見て何を感じたか」それだけに尽きるような気がしている。
Webマーケやデザインの仕事をしていると、企業のSNSのディレクションまでやってほしいっすみたいな依頼も多いんだけども、その時に「SNSでは何を発信したらいいんですかね〜」と聞かれることは非常に多くなった気がしている。
結論から言うと「発信したいことがなかったら何も発信しなければいい」と僕は考えている。
なぜなら、とりあえず企業アカウントっぽく発信しようとして、雑な写真と共に「新商品が発売になりました〜」とか「決算発表がありました〜」なんてのは全然面白くないし誰もみたくないしいいねも集まらない。
そして、そういう人たちの思考が危ういのは「SNSをやらなければいけないから、発信するコンテンツを考えたい」という順番になってしまっていて「発信したいことがあるから、手段の一つとしてSNSを使う」という本来の順番ではないからだ。
例えば「とりあえず今の時代Youtubeはやっといた方がいいですよね」みたいな話をルノアールやホテルのラウンジで吹聴され、それを鵜呑みにしてしまう人はやたら増えたよね。
“何もない僕たちに なぜ夢を見させたかい”
って感じだわマジで。
要は、手段やツールが先になってしまっているのだ。
「いや、そんなヤツの発信する情報なんて誰もみたくねーよタコ」
とはクライアントの前では言わないけども、マイルドににこやかにコミュニケーションは取るように心がけています。
なんだか、ますます体裁とか建前を抜きにして、本音をさらけ出せる人が共感され支持される時代になってきたなあと感じる今日この頃です。
だから自分も、自分のお尻のホクロの数と形状、そしてその色素状態までをニョジツに公開していく覚悟はできているよ。
ひとまず、
“コンテンツにできることはまだ、あるよ”
※結局これが言いたかっただけです、すみません↑
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