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他人の努力の結果が身になった瞬間

昨日友人からライブあるから見にきて!と連絡がありライブを見に行きました。

知る人ぞ知る「crystal lake」と対バン(一緒にライブする事)をかけた大会の決勝でした。総勢100組以上が参加する中、勝ち残った全バンドです。圧巻の演奏を行われていました。

ちなみにcrystal lakeはこんなバンドです。(メタル系なので激しい音楽が苦手な方は注意)

出場している友人も既に社会人なので、仕事終わりに練習に向かったりと人には見せない努力を常々続けていました。

見に行った限りでは既に固定のお客さんも付いており、立派なバンドとして活動しているんだなと、ライブを見て実感しました。

やはりSNSや音源だけでは理解できない範囲というのがあり、ライブを見に行くことによって本当のそのバンドの良さが垣間見えるというのがよく分かりました。

結果発表にて選ばれた時も、体育会系の部活でずっと練習してきたチームが優勝したような雰囲気に包まれており観客としては面白い感覚でした。

芸術の評価とは?

しかし結果をつけたとは言え、芸術に優劣はないと考えています。共感力があるだけなのです。共感力とは見ている人がいいかも!と思わせる力と僕は考えています。

芸術とは人間が心地よい、素晴らしいと思わせる理論がありそこに乗っ取って作っていくことが良い作品を生む秘訣だと感じています。理論があり、そこに個性を添えて世に放つ。そして世間の流行やニーズというものも意識して発信していかないと芸術者として成功して行くのは難しいんだなとより一層感じました。

僕自身音楽の理論については楽しく学べなかったため、写真の理論はできる限り突き詰めて行こうと考えています。しかし理論を知れば知るほど、選択肢は狭まって行く事がわかりました。善し悪しが理論的にわかるとある意味、「型にはまる」状態になってしまい、個性が出せない。個性を出しすぎると共感力が失われる。個性がないとありきたりと見向きもされない。

考えれば考えるほど芸術って難しいな、などと考えながら飲んだビールは、大人の味がしました。

芸術者と呼べるほど大それたことはしていませんが自分自身、理論と個性の心地よいポイントを見つけ出すというのは今後の大きな課題になって来るんだろうと考えています。ビールの泡の比率のように7:3(理論:個性)にできるといいです。

さあ今日もビールを飲むぞ!!!


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