先日の食パンに続いて、今日もホームベーカリーのお話をさせて欲しい。
なんたって私は今、突然我が家にやってきたホームベーカリーに夢中なんだから。

食パンをうまく焼けるようになったと自信がついてきて、そろそろ違うレシピに挑戦してみたいと考えていて、そういえば祖母もよくパンを焼いていたなと思い出した。

祖母は料理が上手だったし、ばら寿司は絶品で、祖母が作る酢魚も忘れられない。祖母の料理でひとつ書けそうだ。

そんな祖母が焼くパンで思い出に残っているのが、ソーセージが入ったヤツ。
私が中学か高校生くらいの頃には、もうすでに食べていたと思う。
大量にそして次々に作ってくれるものだから、食べ切らない分は冷凍して、朝ごはんやおやつに食べていた。
上京してからも、祖母はせっせと東京の私の家にこのパンを送ってくれていた。一人暮らしの小さな冷凍庫は常にこのパンでいっぱいだった。
今時(当時)珍しく、とても貧乏な学生だった私は、このパンに何度生かされたことか。

ふとそんなパンのことを思い出して、思い出したら食べたくなってしまった。
今ならホームベーカリーがあるから作れそうな気がする。

早速ソーセージを買ってきて作ってみたのだけど、祖母のとは全然違う。
レシピもなにも教えてもらってないから当然といえばそれまで。

お店のとも違うし、祖母のとはもちろん違うソーセージのパン。
まあ、でもこれはこれで美味しいから、よしとする。

ばあちゃん、孫もパン作るのにハマってるよ。ばあちゃんの孫っぽい。