写真家の散歩

写真家。 商業写真では料理写真と建築写真を専門に活動。 写真を交えて、読むこと、食べる…

写真家の散歩

写真家。 商業写真では料理写真と建築写真を専門に活動。 写真を交えて、読むこと、食べること、撮ることを中心に、毒にも薬にもならないような日々に感じたことを徒然に書いています。 https://ayakayasudaphoto.myportfolio.com/

最近の記事

10分だけ掃除 2024/03/14日記

忙しいと部屋が散らかる。 暇でも部屋は散らかる。 毎日10分だけ掃除をすることにしている。 アレクサ10分タイマー、とアレクサに声をかけたら掃除スタート。 ある日は、掃除機。 ある日は、シンク。 ある日は、トイレ。 ある日は、お風呂。 ある日は機材棚。 10分って短いようで結構しっかり掃除できる。 最近この10分が、メンタルの状態を量る基準になっている気がする。 10分の掃除をする心の余裕がある時は、まだ頑張れる。 ない時は早く寝るにかぎる。

    • 公園でおにぎり 2024/03/13 日記

      公園の小さな売店で売られていたおにぎりセット。 すごくお腹が減っていたから、コンビニのおにぎりみたいなの2つに500円は高いなぁと思いながら買ってしまった。 出来合いのものが出てくるのかと思ったら、スタッフさんにちょっとお待ちくださいと言われ、待っている間、ビニールなのかラップなのかのケチョケチョいう音が聞こえた。 もしかして店内調理? 5分ほどでレジに呼ばれて行くと、ランチボックスを渡された。 ほんのり温かい。 公園のベンチで箱を開けると、ほのかに湯気がたつおにぎりが二

      • ばあちゃんのパン 2024/03/12日記

        先日の食パンに続いて、今日もホームベーカリーのお話をさせて欲しい。 なんたって私は今、突然我が家にやってきたホームベーカリーに夢中なんだから。 食パンをうまく焼けるようになったと自信がついてきて、そろそろ違うレシピに挑戦してみたいと考えていて、そういえば祖母もよくパンを焼いていたなと思い出した。 祖母は料理が上手だったし、ばら寿司は絶品で、祖母が作る酢魚も忘れられない。祖母の料理でひとつ書けそうだ。 そんな祖母が焼くパンで思い出に残っているのが、ソーセージが入ったヤツ。

        • 焼き立てパンの魔力 2024/03/06 日記

          ホームベーカリーを手に入れてから、小麦粉の消費量が上がった。 焼成中のいい香りったら、幸せ以外の何者でもないのだ。 焼きたてのパンは、いつだって美味しい。 夜ご飯作りのついでに、ホームベーカリーに材料をまとめて投入し、スイッチを入れておく。 夜ご飯を食べている間、たまにガタガタ動いたり、発酵時の不思議な匂いが漂う。 二度ほどそんな動きを繰り返すのを気にも留めずお風呂に入り、髪を乾かし終わる頃には、パン屋さんの香ばしい香りが我が家の台所にも。 寝る少し前に、ピーーーっと少しう

        10分だけ掃除 2024/03/14日記

          生活圏から飛び出すこと 2024/03/05日記

          買い物はだいたいこのあたり、 食事はだいたいこのあたり、 友人に会うのはだいたいこのあたり、 仕事関係で用があるのはだいたいこのあたり… そんなふうに、最近馴染みの場所というか、遊びも仕事も、行きやすい場所が決まっていることに気づいた。 東京の大きい街といえば、 上野・浅草・銀座・新宿・渋谷… そこにいけば大体全部そろう街。 いろんなことにお金を使ってみるけれど、新鮮さはない。 もしかして、目に映る物が代わり映えしてないのでは? どの街にも、アトレがあって、ルミネがあ

          生活圏から飛び出すこと 2024/03/05日記

          フリーランスの時間割り 2024/03/04 日記

          春が近づくと、年末とはまた別の忙しさに飲み込まれる。 やりたいこと、やらなければならないことがたくさんあるのに、全部できずに終わってしまうことが続いている。 居心地の悪さと焦燥感が積もっている。 撮影があると否応なく外に出なくてはならないし、たいてい朝出かけたら帰るのは夜で、しかもドロドロに疲れていて、もう一仕事なんて体力はない。 疲れ果てた体に鞭打たねばならないこともあるけど…。 打ち合わせもなく、集中してデスクワークできる日は貴重だ。 今日は、やらなければならないこと

          フリーランスの時間割り 2024/03/04 日記

          ひな祭りと老夫 2024/03/03 日記

          いつも通りの日曜日。 午前中に、溜め込んだ家事を終わらせて、お昼より少し早い時間にスーパーに向かう。 駐車場で老夫とすれ違った。 「甘いものなんて食べません」と顔に書いてあるような精悍な皺を刻んだ彼は、いかにも甘そうで子どもが喜びそうな可愛らしいドーナツがたくさん入った大きなケースを、それは大事そうに両手で持っていた。 老父と、彼がその手に持っている商品との違和感というかコントラストが強くて、印象に残った。 店内のお惣菜コーナーが、ピンク色と桃の花で装飾されていて、やっと

          ひな祭りと老夫 2024/03/03 日記

          桜餅について 2024/03/02 日記

          私は岡山出身で、「桜餅」といえば、もち米のつぶつぶ感がある瑞々しい丸い、ピンクの菓子のことだと思っていた。 東京に住むようになり、「桜餅」として出されたひらべったいピンク色の生地であんこを包んだものに衝撃を覚えた。 私の知っている桜餅とは、桜の葉とピンクである見た目以外、似ても似つかない。食感も全然違う。 「長命寺」と呼ばれる関東の桜餅ももちろん美味しいのだけれど、春にまず食べたくなるのはやっぱり故郷の「桜餅」。 この時期になると和菓子屋さんに堂々と並ぶ「桜餅」ではない「桜

          桜餅について 2024/03/02 日記

          地震で目覚めた 2024/03/01 日記

          明け方の地震にはびっくりした。 目覚ましより少し早い時間に、ミシリミシリ言う音と不愉快な揺れで目が覚めた。 1/1の能登半島地震の時に非常持ち出し袋を作り、一安心していたのだけど、そもそも家に危険があることを思い知った。 機材を入れている自分の背より高棚が、今朝の地震でゆうっくり大きく揺れて軋んでいるのを、覚醒し切らない中で目の当たりにした。 この棚が倒れてきたら、私は逃げ出せない…! 最近、地震が多いし、一度住環境を見直す必要があるなと実感した。 大きな地震はこないで

          地震で目覚めた 2024/03/01 日記

          無くしたお財布が戻ってきた 2024/02/26 日記

          コーヒーを買おうとカバンを探したら、お財布がなかった。 朝、目覚め切らない頭が、一気に覚醒した。 首と頭の付け根が一気に冷える感じ。 コンビニのATMを使った時に、脇に置いて、忘れてしまったんだ! 急いでコンビニに引き返して、店員さんに届け物がないかたずねると、私のお財布を持ってきてくれた。 誰か優しい人が届けていてくれたんだ。 なんだか人に優しくなれそうな1日のスタートだった。

          無くしたお財布が戻ってきた 2024/02/26 日記

          2024/02/21 日記

          ずっと甘いものが食べたい1日だった。

          2024/02/20 日記

          セーターを着て、薄手のジャケットで出かけたのだけど、今日は汗ばむくらいに暑かった。 半袖の人も見かけた。 服装の正しい選択はいつになったらできるようになるんだろう。

          片付け方がわからない 2024/02/18日記

          写真家として独立して1年ちょっと。 順調に機材や撮影用の小道具が増えていっている。 どうにも片付かなくなって、去年の夏、大きな棚を買った。 業務用スチールラックだけど、ホワイトベージュで自宅件事務所の普通のマンションの部屋にもそれなりに馴染んでくれて気に入っている。 ただ、四方が開放されているので、どこからもしっかり中が見えてしまう。 雑多だ。 コードはニョロニョロと四方八方へ伸び、さまざまな形の機材や小物は好き放題の場所にある。 忙しいと、物はより自由に動き回り、部屋

          片付け方がわからない 2024/02/18日記

          サービスエリアのあったかいおうどん 2024/02/17 日記

          最近、高速道路を使うことが多くて、サービスエリアでおうどんを食べることにハマっている。 早朝か夜の移動が多いので、人が少ないうらさみしい気配が漂うサービスエリアで、暖かいおうどんを食べるちょっとチグハグした感じが気に入っている。

          サービスエリアのあったかいおうどん 2024/02/17 日記

          春、溺れる 2024/02/16 日記

          完全に油断していた。 なんなら今年は大丈夫そうな気がするなんて、なんの根拠もないのに自信満々に構えていた。 今朝、なんだか鼻がムズムズする。 いや、昨日からなんとなく嫌な予感はあった。 溢れてくる鼻水と止まらないくしゃみに襲われ始め、やっと認める決心がついた。 花粉だ。 やはり今年も花粉症の症状が出てしまった。 鼻水で溺れそうになって、もう息をするのも大変だ。 目と鼻と口と肺を体からとり外して、じゃぶじゃぶ水洗いしたい。 このキラキラした鼻水が全部宝石だったらどんなに素

          春、溺れる 2024/02/16 日記

          カレー屋のなぞ 2024/02/15 日記

          無性にナンを食べたくなってカレー屋さんに入った。 一人でのんびりナンを食べながら、ふと思った。 「初めてナンを食べたのっていつだろう。」 岡山時代ではないと思う。きっと東京に出てきてから。 カレー屋さんって、生まれて初めて入るにはちょっと抵抗感があると思う。 異国感たっぷりの入口は小さく、店内の様子は外から伺えないし、店内は薄暗くてお香がにおったりして、なんだかアヤシイ。 店員さんは9割異国の人。 そんな場所に若い自分が一人で挑戦できるとは思えないから、きっと友達か誰かに連れ

          カレー屋のなぞ 2024/02/15 日記