ウエイトトレーニングをすると重くなる

ウエイトトレーニングをすると重くなるという人がいます。
何が重くなるかなんですが、どうも動きが重くなると言っているようなのです。
おそらく重くなると遅くなるは一緒の意味です。
そうは言ってもなにせ科学的な考察ができない人たちなのでどうせなんとなくです。
体重が増えて重くなると言っている場合もありますが、今回は体重じゃない話です。
ホントでしょうか?
ウエイトトレーニングをした直後だと疲れてるから動きが遅くなるんじゃないの?と思われるかもしれません。
疲れていればどんなすごい人でも遅くなります。
疲れるまでやらなければいいだけの話です。
だってあなた方もウォーミングアップでダッシュを入れたりするでしょ?それなんのため?ヘトヘトになるまでやらんでしょ?そんだけの話です。
重いものを持つ、疲れる前に止めるというウエイトトレーニングは練習前、試合前にも使えます。

でも、どうも重くなると思っているのはそれだけではなさそうです。
ウエイトトレーニングのあのゆっくりとした動きが競技にも悪影響を及ぼすと思っているのです。
じゃああんたはゆっくり歩くと競技の動きまで遅くなるのかと言いたくなる人もいるかもしれません。
ゆっくり歩いて競技の動きが遅くなるのであれば日常の動作を全て速くやらなくてはいけません。
もちろんそんなわけがありません。
で、ウエイトトレーニングで遅くなることがあるのかというとなくはなく、確かにそんなこともあります。
これは長期間にわたり重いものだけをやっていればそんなことも起こります。
浅はかな考えだと筋トレはしたほうがやさそう、でも遅いのはダメだということで軽いのでシャカシャカと減速局面だらけの筋トレもどきを始めちゃいます。
やらん方がマシかもしれません。
他には反復できる限界まで追い込むことも遅くなることがあります。
これはtypeⅡxというど速筋の中間筋化が起こるということです。
じゃあどうすれば良いかというと限界反復まで追い込まなければ良いのです。
1番速い挙上から20%速度が落ちたところでトレーニングを終えれば中間筋化は防げるといわれています。
趣味でウエイトトレーニングしかしていなくていつも重たいものしか持っていなければ遅くなることはあるかもしれません。
そんな人にはオリンピックリフティングをお勧めします。
サッカーや野球など飛んだり跳ねたりしている人は重たいものをやってるだけでも遅くならないかもしれません。
でもオリンピックリフティングをお勧めします。
なにせ重量挙げの選手の垂直跳びはすごいので。
身体も軟らかいし。

遅くなるとか言ってる人の想像するウエイトトレーニングは、それもしかするとウエイトトレーニング?ということがほとんんどだし、オリンピックリフティングも知らなければレジスタンスプライミングなんて聞いたこともない連中なので無視でいいです。

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