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matplotlib(Python)で正負を含む積み上げ棒グラフを作成する方法

こんにちは。

この記事では正の値と負の値を含むデータを用いて積み上げ棒グラフを作成する方法を解説します。

イメージはこんな感じです。segment順に0から順々に正の場合は上方向に、負の場合は下方向に棒グラフを伸ばした描画になっています。

会社の事業別収支を1つにまとめたグラフなんかでよく見る気がします。

これ、地味にネットに負の数を扱ったグラフ化の解説がないんですよね。
matplotlibに慣れている方ならすぐ実装できそうですが、コードでグラフを操ることに慣れていなかった自分はなかなか手間取ってしまいました。

それなりにスマートな方法で解決できたので順を追って説明していきます!



1. 正データの積み上げグラフ

まずは負の数を扱う前に正のみの値で作られたデータのグラフ化をしてみましょう。以下のようなグラフの描画です。すでにご存じの方は飛ばしてしまって構いません。

正データのみの描画結果

実装は以下のような感じにしておきます。

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