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123.ピアノが印象的なスリーピースバンド、風味堂の3つの魅力

私が大学のバンドサークル時代に知って大好きになったバンド『風味堂』

福岡出身のバンドで、ピアノボーカル、ベース、ドラムのスリーピースバンドです。

誰でも知っている、というほどではないかもしれませんが、好きな人もたくさんいるであろうバンドです。

今回はそんな風味堂について、魅力を語っていきます。

王道からユーモアまで、幅広いジャンルの楽曲

風味堂の楽曲は、とにかく幅広い。
王道でポップな曲もあれば、ジャジーで大人な雰囲気のかっこいい曲もあり、少しおふざけの入った遊び心たっぷりの曲もあって、表現の幅がとても広いのです。

風味堂を知っているという方の多くが聞いたことある!という曲は「ナキムシのうた」や「愛してる」だと思います。

このような心温まるポップや、しっとりなバラードもあれば

こちらはまた雰囲気がガラッと変わった、小悪魔な女性に翻弄される男性?目線の歌詞であり、ネタ要素のある曲。おもしろいです。
それでいてピアノがめっちゃかっこいいです。

ハイレベルかつ遊び心あふれるピアノ演奏

風味堂のピアノボーカルである、渡さんの演奏は、とてもハイレベルでかっこいいのですが、それでいて本当に自由で楽しそう。
鍵盤全てを自由に使って、まさに鍵盤上で踊るように、遊ぶように演奏しています。

例えば、この『家出少女A』という曲。
1:40くらいからの大サビ前?の演奏が特に、ピアノサウンドが好きな方は
「おおっ、、!?おおー!!!」
ってなると思います。

渡さんは、幼い頃にピアノを教えていた母からピアノの手ほどきを受けたものの、しばらく中断。その後、高校卒業前にオスカー・ピーターソンというジャズピアニストの演奏する姿に影響されてピアノを再開。そこから独学でピアノを学んできたらしいです。

独学だからこその、自由度のある演奏なのでしょうか。
しかし、独学でこんなにピアノかっこよく弾けるようになるのは、本当にすごい。

たった3人なのに厚みがあって満足度のある音楽

風味堂は、ピアノボーカル、ベース、ドラムの3人だけで構成されているスリーピースバンドです。
この3人だけで、ここまで厚みのある音楽ができるのかと驚きです。
ベースやドラムの方のコーラスもよく曲に入っていますが、とてもきれいで完成度の高いコーラスです。このコーラスもあってこその風味堂とも言える気がします。

最後に

ここまでお読みいただき、ありがとうございます。とにかく風味堂がかっこいいのです。

最後に、私が一番大好きな風味堂の演奏を紹介して終わります。本当に自己満足の世界ですが笑

こちら、風味堂の「真夏のエクスタシー」という曲のライブバージョンです。
基本的に全部かっこいいのですが、なんといっても、3:14〜からがすごい!

ピアノボーカルソロ

ベースソロ

ドラムソロ

ピアノソロ

3人それぞれのソロパートが本当に聞いてて、見ていて気持ちいい。
ソロパートではあるけれども、他の楽器もソロを引き立てるように息ピッタリで音がハマり、もう最高です。

今のところ2015年にアルバムを出したのを最後に、最近はあまり見かけませんが、また3人の活躍の場を見られることを楽しみにしています。

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