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笑える人生の作り方

おはようございます。
心理カウンセラー 池田廉です。

この記事では、フランスの哲学者 ベルクソン先生の教えをもとに、
「笑える人生の作り方」を紹介します。

あなたは日々、どれくらい笑えていますか?

仕事や家事、勉強など、多忙になればなるほど、顔は険しく、
笑顔になることが少なくなることと思います。

現代社会は、多忙を極めている人が多くいます。
暇なことがまるで悪いことでもあるかのように、、、。

そしてまた、日本社会は、同調することを強く求められます。
同調のためには、共感力が高くあることを求められるということです。

この、共感力の高さこそ、笑いの減少に繋がっているのです。

「笑い」とは、多様性があり、複雑であります。
まず、人間的であるもの以外に、おかしさは生まれません。

私たちが笑う対象は、常に人間的な存在であり、
自然風景を見て、おかしさを感じ笑うことがないことを例に挙げています。

そしてまた、人間的であることの他に、「無感動」であることも、
笑いを生じさせるための条件です。

どんな場面を目にしたとしても、そこに怒りや不安、恐怖があれば、
笑いは生じないのです。

他人事であり、無感情であり、単純にその場面の滑稽さを感知した時に、
笑いが生じ得るのです。

おかしさとは、純粋で単純な知性に訴えかけるものです。

ですから、笑うためには、純粋で単純で、共感しすぎないことが必要です。

笑うことは楽しむことと同じですから、
人生を楽しむには、感情を薄め、傍観者になり、ゆるくあることが肝要です。

真剣に取り組む時には、知性や感性を最大限活用し、
休む時には、知性や感性を弱めて、ゆるくあることが大事です。

このメリハリこそが、人生を彩ってくれるのではないでしょうか。

いつも緊張し、張り詰めた心で生き続けると、壊れてしまうことでしょう。

適度にゆるく、笑い、楽しみながら生きていくために、
いつも意識していることを手放して、笑うこと。

笑いは心の栄養です。

いま疲れが溜まっているなと感じている人は、この記事をきっかけに、
休むこと、緩めること、笑うことを意識してみてください。

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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