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新しき世界とそのまた遠くへ


はてさて!こんばんは!

バタバタと一気に4月が過ぎて

新緑が綺麗な爽やかな風吹く季節となりました。

うじうじと、ざわざわと、お騒がせした新職場。笑

まだまだ慣れないながら

お陰様で楽しくやれております!


新しい職場は児童図書館。

学童さんや子育て支援さんと連携している

高校生までが使える図書館です。

4月。私が右も左も分からない状態の中

小学新1年生達が駆け足で飛び込んできて

うわー!きゃー!ってなりながら

本を読んだり、DVDを観たり、CDを聴いたり…

野獣…でしたね、あれは笑

4月で2枚、DVDを真っ二つに割られて

「こんなんなっちゃったー!!」

とカウンターに持ってこられ、皆で大発狂したり。

「捻挫して動けなくなったー!
けどお腹空いたからお弁当食べたいの!」
(※図書館は食べ物持ち込み禁止)

と巡回中に呼び止められたり。

「落とした物を拾ってあげたのにこの子がお礼を言わない!ちゃんと言ってよ!」

と、女の子が男の子と泣きながらの喧嘩になったり。

保母さん感の中で司書業をする不思議な毎日!笑

でもね、クレーマー対応するよりは心が楽な気がする…

イタズラ大好きで素直な、可愛らしい野獣達です。ぇ

職場仲間はあまり異動が無いところだからか

11年以上勤めている方が2名いたりして

頼りになる方ばかり。

同じく4月から就任した室長さんは
穏やかで大らかな"お父さん"。(実際子持ちパパ)

責任者仲間(先輩)2人は、
包容力のある"お母さん"と、
ベテランで全てを知り尽くす"お姉さん"。

というのが、私の中での家族構成です!←ぇ

というのも!

まさかの上司先輩全員同年代!驚きました!

ポケモンの話や花ゆめの話で盛り上がったり

おまんじゅうもらって喜んだり

まだ仕事覚え途中なので緊張しながらも

自然体でいられる空気感で笑いあえる

和やかな雰囲気に有難さを感じています。


あと同時に、元職場である中央館が

どんな役割を果たしていたのかが凄くよく分かる。

私にとっては仲良く楽しく仕事をしていた元上司達。

やはり他館では少し距離があるようで

皆、中央館が関わると慎重で顔が硬くなる。

先輩後輩気分で元上司に電話かけようとしたら、盛大に止められました。笑

ごく稀に、電話をとったら元職場からだった!
って時があると

「元気ー?」

「この前送られてきたメールみたよー!皆で"頑張ってるねぇ"って盛り上がったよ!」

「ご飯絶対行こーね!」

と向こうから声をかけてくれて、
心配してくれてるのが凄く分かる。有難い!

異動前に先輩から

"ウチの上司全員味方って、バック最強過ぎん?"

と爆笑されましたが、ある意味、そうみたい。苦笑

だからこそ、元職場との仕事のやりとりは
今の上司や先輩を通すべきだと判断しました。
(プライベートは別だから会いたいけども!)

今は現職場に慣れる努力をした方が良さそうです。


仕事は雑誌担当でしたが、
新たに相互貸借と児童(図書全般)サブ、視聴覚のクラシック選書をやる事になりました。

早速先日、児童洋書を実際に洋書専門店へ行って選定してきました。

私の中で"お姉さん"ポジである児童担当の先輩から、
お昼を食べながら今までの現職場の歴史や移り変わりを
聞いて…

結局話は尽きず、お茶して夕飯まで食べて帰りました笑

学ぶ事が多かった。子供達への愛も大変大きかった。

まだまだお互いのコミュニケーションも少ない中、
少しずつ距離が縮まる感じがして嬉しいものです。


いかんせん、少人数で回さなきゃだから

一般業務を早く覚えて、

担当業務にも力を入れられるようになりたい。

「焦りは禁物。今年1年は失敗の年だから、どんどん聞いて失敗していいからね〜」

「なんかあったら室長の俺が謝ればいいから!なんとかなるさ!笑」

と、皆に見守られながらの毎日です。

前職場の後輩達からもLINEが定期的に来て

皆、頑張っているのが分かるから

こちらも負けじと必至に仕事を覚えてます。

そうそう、近くの大きな図書館に異動した元職場仲間に
こないだバッタリあって

帰り道の散歩(しかも電車に乗る時間も短縮出来る!)コースを教えていただき、毎回気分転換に歩いてます。

凄く歩きやすい道だから大変良い!有難い!

あとは…祝日は休みなので、GWは4連休!
…のはずですが、今回は1日だけ他館ヘルプに行きます。

5日だけなので、明日の推しの生配信は見れるから一安心。笑

おはなし会とかも手遊びが入ったりパネルシアター使ったり…毎回、感激していますが、

話出すと止まらないので、今回はとりあえず元気にやれている事をご報告します!笑



今日(あ、もう昨日か!笑)
ずっと録画して観れてなかった
坂本龍一さんの最期のドキュメンタリーを
やっと鑑賞出来ました。

心して観ましたが、どうしても人間の最期というのは

寂しくて、哀しい。

意識が無くて、亡くなる直前、

指を動かしている姿を見て

きっと、頭の中に音楽が鳴って

音を拾っていたのではないかなぁとか考えて

生き方と逝き方に向き合う姿を、
しっかりみせていただきました。

毎日、笑顔で図書館に来る子供達と会えるその隣で

戦争で強制的に戦っている子供や

強制的に酷い方法で命を奪われている子供がいて

大人に翻弄されている子供達がいるんだなぁと

みんな、雲がゆっくりと動いている事知ってるのかなぁ?とか

そもそも、のんびり空を眺める時間を過ごした子供がどれぐらいいるのかなぁとか

当たり前にあるものだけども

知らない事、沢山、沢山あるんじゃないかなぁ

「アシカとアザラシの違いが知りたい!」
「ドラえもんのDVDが観たい!」

と、興味の塊になって、
キラキラした目で毎日駆けてくる子供達をみていると

同じ子供なのになぁ、と

やはり胸がキュッとします。

私はイルミネーションも凄く綺麗だと思うけども

人工物じゃない自然のモノの在り方とか流れが

一番美しいんじゃないかなぁと感じる時がある。

けども、人間って自然と相反するものなんだよなぁって。

仲間外れ感があってなんだか哀しいけども、

生み出せる力は本物だし、

その力をどう使うか、

みんな手を繋ぎながら

空を仰ぎながら考えられたらいいのになぁ。

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