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音読破する|安部公房_密会 | Secret_Rendezvous

🔠音読破英語学習法

 英語学習を細々とつづけている。仕事などで、必要に迫られているわけではないが、少しも英語に触れない日があると何となく気が落ち着かないのだ。

 主に文学作品を読むことを英語学習の中心に据えている。

 映画を見るとか、リスニングしてみるとか、英検やTOEICの問題集を解くとか、英字新聞を読むとか、いろいろ試してみたが、小説をはじめとする文学や古典的名著の原文を声に出して読むという学習方法が、私にとって一番心地よいから、習慣になっている。


 自分の中で、最も肌に合っている英語学習法は「音読破」。最初から最後まで、一冊の原書を声を出して読み通す。
 おそらく、「黙読」したほうが、本の内容は頭に入りやすいとは思うのだが、声を出して読んだほうが「体に英語が染みていく」感覚があるのだ。

 意味はあとからついてくる、きっと。

 とはいえ、内容を理解しながら、英文を読んだほうがいいとも思うので、一度読んだことのある(日本語でも英語でもいいから)文学作品を、英語で音読破するようにしている。

 先月の末、およそ1ヶ月半の時間をかけて、安部公房「砂の女」を英語で音読破した。毎日7~8ページくらい声に出して読んだ。
 5月下旬から読みはじめて6月末に「音読破」完了。
 どれだけ頭に残っているかは分からないが、達成感があった。

 そして、今度は同じく安部公房の「密会」を「音読破」している最中である。

 およそ180ページの英文。
 毎日6ページずつ音読していけば、7月中に読み終わるはずだが、果たしてどうなることか?
 およそ1日平均10~20分程度の学習時間だが、このくらいの時間のほうが長く継続できるのかもしれない。

安部公房「密会」(新潮文庫)
Kobo Abe, "Secret Rendezvous"

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