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自営型という希望

これからの仕事は「ジョブ型」になると言われているけど、
本当に「ジョブ型」が浸透するのだろうか?

「自分には突出したスキルがないし」とそんなモヤモヤとした不安を抱えていた。
けれど、「自営型」という考え方を知ったことで、
「なんとかなるんじゃない?」と少し気持ちが軽くなったように思う。


ジョブ型というのは、全工程のうちの一部分だけを担う。
そのため、求められる結果は必須であることは言うまでもない。

一方でその分野だけしかできないということは、ある意味リスクであると考えることができる。

もしその分野が、AIによって代替できるようなものであった場合はどうだろうか?
少数の一流がAIを駆使して結果を量産し、選定し自らがハイクオリティに仕上げていくとなったならば、必要なのは超一流の少数だけでいいことになる。

なので、一つの分野しかできないということはある意味リスクとも言える。

それならば「藤原先生の100万分の1の存在になる」という言葉があるように、それなりのレベルを広範囲でこなせるスキルというものが重要になってくるだろう。


また、ジョブ型といえば大企業。
という雑な解釈になってしまうかもしれないけれど、ジョブ型がフィットしやすいという側面はあるのではないかなと思う。

仕事が細分化されていて、なおかつハイレベルの成果を求められる。
だからこそ、「専門性」が重要になるのだろう。

しかし、日本の99%は中小企業である。
大企業のように仕事が細分化がされているわけでもないし、求められる成果が超一流である必要もない。

それならば、「求められる分野の前後」をこなせるスキルが重宝されることだろう。
複数の仕事をこなす必要がある分、仕事の導入から出口までの流れを知ることができる。
そして、「可視化できる」ということに加え、「経験したことがある」という価値がとても大きいのではないだろうか。

自営業のような要素を取り入れた「自営型」という働き方。

現時点では、「ジョブ型」にふり切るよりも、「自営型」の方が日本の既存のシステムにはあっているのだろうと思う。

むしろ、「ジョブ型」と「自営型」をうまく融合していった形が、
日本らしく、強みになるのではないかなと希望を抱くことができた。

「週に3日はA社」「1日はB社」「1日は自営」といったような、今までとは異なった雇用形態が徐々に広がっていくのかなぁ〜と推測できた。





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