ジュラシック・ワールド 炎の王国

ジュラシックパークシリーズの最新作。

面白いか面白くないかで言えば面白い。魅せる映画か魅せない映画かで言えば魅せる映画です。

正直に申し上げると学ばねーねコイツらって作品です。前作でDNA操作をして産まれた恐竜インドミナス・レックスが散々暴れたにもかかわらず相も変わらず連中は遺伝子操作をして恐竜を作り上げてしまいます。バカです。すごくバカです。今思うと何故、モササウルスのいる檻に潜水艇で入っていくのでしょうか。かなりやばい奴らだと思います。そりゃ食われますよね。

そもそも自分たちが制御できないとわかっているのに何度も遺伝子操作をした恐竜を作ることに疑問を感じないのでしょうか?

そしてまたしても勝手に恐竜を作ってしまいそいつが暴れるというのが本作のストーリーです。ただし、従来の作品と違うのは1作目同様生命倫理を問うていたとこです。それもジョン・ハモンドの弟の娘のクローン登場という形で。そうです。ハモンドたちは恐竜だけでなく人間のクローンまで作り出していたのです。そうなるとインドミナス・レックスやインドラプトルが恐竜だけでなく他の生き物の性質を受け継いでいるのも納得がいきます。インドミナスもラプトルも手を器用に使いますがこれは明らかに人間のDNAを受け継いでいる事を示しています。そしてその予測が的はずれでないことの証明がハモンド弟の娘のクローン登場です。今後、続編が作られるのかはわかりませんが(作られそうな匂いは感じる)続編を作るとなると猿の惑星的な恐竜VS人間映画にならないかを心配する私なのでした。

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