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わたしが大好きなお茶っこタイム #市民性みっけ #3

PIECESメイトのしゅほさんがみつけた「市民性」

東北には「お茶っこ」という文化がある。

「ちょっとお茶でも飲んでく?」
とおうちに招き入れていただき、一緒にお茶をする。

私が住んでいるのは人口1000人ほどの、小さな漁村。
そこでわたしは山村留学しにきた子どもたちと暮らしをつくっている。

同じ地区に住んでいる人の家も顔も名前もみんな知っていて、
顔を合わせれば
「今日は休みなんか?」
「寒いから気をつけてね」
など立ち話。

子どもたちと一緒に浜に降りれば、「お茶飲んでく?」とお茶っこタイム。
こたつに入り、お茶やお菓子をもらい、テレビを見ながらのんびりおしゃべり。

まるでおばあちゃん家に来たかのような安心感と、安らぎに包まれる。
この時間がわたしも子供たちも大好きなのである。

また、ある日にはお茶っこさせてもらったお礼にと、
子どもたちから浜に卵のお裾分け。

持ちつ持たれつ、小さなまちだからこそ、もの・気持ち・時間、たくさんのことが巡り合う関係が、子どもたちを、そしてわたしを、安心させ育ててくれている。


#私がPIECESメイトになった理由

今という瞬間を生きているのは、何者でもないただのわたし。
だからこそいち市民として、あたたかさと優しい眼差しであふれる社会で生きていきたい。
そのために必要なのは「市民性」だと思います。

誰もが今よりも少し、前を向いてまわりをぐるっと見渡せば、
そして心の余白を目の前の誰かのために使えれば、
心あたたまる瞬間や繋がりが増えるのではないか。

そんな世界を少しでもひろげて、わたし自身が生きていくために、
わたしはメイトになることでPIECESを応援しています。


PIECESでは2023年12月から「やさしさのむしめがねー暮らしの中の市民性ー」をお届けしています!
PIECESメイトが出会った市民性エピソードも掲載しています。


市民性に共感し、PIECESの活動を前に進めるサポートをしてくださる継続寄付者を「PIECESメイト」と呼んでいます✨

私たちの活動によって、既に社会に生じている大きな痛みを癒すことはできないかもしれません。
それでも、一人ひとりのまなざしやあり方が変わっていけば、社会にやさしいつながりが生まれ、大きな痛みそのものが生まれにくい社会になると信じています。

市民性はいつの時代もそこにあり、社会を紡ぐ大切な力になる。だからこそ、PIECESは絶やすことなく市民性を照らし、育み続けたいと思っています。

寄付を通じて、子どもたちの周りに、そして私たちの周りに市民性を育む仲間になりませんか?

<PIECESメイト(継続寄付者)募集しています!>


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