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自分に負け続けた俺 5日目

どうもジョルジュ坂本です!!

今日は、人生ではじめて体験したイジメについて話していきたいと思います。

小学校5年生の頃のことです!!

いつもと変わらず学校へ登校した。

今考えればあの日は、普段朝ごはんを食べない俺が珍しくトーストとココアを飲み食いしていたのを思い出す。

そして、学活の時間に事件が起きた。

いじめの主犯格の男の子は、スポーツ万能、成績優秀な小学生では1番モテるようなタイプ子だ!

これがまた厄介だった…

放課や放課後の遊びの中心には必ずその男の子が居て、みんないつもその男の子の顔色をうがうように遊びに混ざっていた。

俺はみんなと違うことをしたいと当時から思うことが多かった。

俺は、学活の時間にその男の子からのグループの誘いを断って、違う女の子とグループを組んだ。

断った時は特に何もなかったので、俺は喋りやすい女の子と話ながら授業を受けていた。

すると授業終わり頃から、どうやらこっちを見て笑っているのがわかった。

それがいじめの始まりのサインだったのだ。

授業が終わり放課になった。

教室に戻る際に下駄箱に上靴が無いことに気づいた!!

俺の上靴がない...

近くにいるクラスメイトに聞いても誰も知らないとしか言わなかった。

それもそうだ!!

本当のことを言ったら自分もターゲットにされてしまうからだ。

仕方ないから裸足で教室へ向かった。

教室に入ると自分の机の中身が無い…

教室内をキョロキョロ見渡してみた!

すると、ゴミ箱に机の中身が入れられていた。

鈍感な俺は、ここでやっといじめを受けていることを自覚した。

誰がやったかクラスメイトに聞いても誰も知らないとしか言わなかった。

辛い、泣きたい、帰りたい、そんな気持ちになったのを今でも鮮明に覚えている。

いじめは、だんだんエスカレートして何日も続いた。

ある日学校に行く気力がなくなり、親に調子が悪いと言って学校を休もうとしたら母親がこう言った。

母『調子悪いなら私仕事休むから、今から病院行くよ』と言われた。

さすがにいじめられていて、学校に行きたくないなんて口が裂けても言えなかった。

母は、なぜか俺が体調が悪くて病院に行くと必ず病院のレストランでご飯を食べようと言ってくれていた。

ちなみに坂本家はお世辞にも裕福な家庭ではなかった。

当然、外食や仮病で病院に行くお金の余裕なんてあるはずもない。

子供には不自由な思いはさせたくないという親心からいつもお金の心配させないように母が犠牲になってくれていた。

『久佳あんた唐揚げ定食にする?私は、お腹あんまり空いてないで好きなの食べりん!!』

私はあんまお腹空いてないは、母の口癖だった。

レストランで唐揚げ定食を食べ、自宅に帰る途中おもむろに母がこう言った。

母『あんた学校で何があったか知らんけど、明日は学校ちゃんと行きんよ!親父には学校休んだこと内緒にしとくから!』

と、俺が仮病だと分かりながらも仕事を休んでまで寄り添ってくれた母親には今でも頭が上がりません!!

次の日、重い足を動かし学校へ行った。

1日休んだから、いじめが軽くなってると思いきや続行…

相変わらず自分の下駄箱に上靴は無い。

でもその時母が仕事を休んでまで俺の仮病に付き合ってくれたことを思い出し、靴のまま教室へ行った!!

教室に入ると迷うことなくそのいじめの主犯格の前に行き直接聞いた。

俺『俺の上靴返せぇぇ!!!親が一生懸命働いて買ってくれた上靴だ!はやく返せぇぇ!!』

すると他のクラスメイトが上靴を持ってきた。

他のクラスメイトは、そんな大事にしてる靴隠してごめんと謝ってきた。

だが主犯格の奴は、謝る気配がない。

謝ってもらえなかったが、大事な物を取り返せたし、みんなに無視されたり、嫌がらせされることもなくなった。

こうして、いじめられる地獄の日々から解放されたのだ。

俺にあの時勇気をくれたのは、仕事を休んでまで嘘に付き合ってくれた母親だった…

今でもあなたを尊敬しています。

ということで今日はこのくらいにしておきます。

今日32℃と夏日だったので皆さん体調管理に気をつけましょう!!

次回、中学生編

coming soon......











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