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自分に負け続けた俺 8日目

どうもジョルジュ坂本です!!

昨日に引き続き、親友について話していきます。

俺は、全部の荷物を乗せた車を走らせ福井県へ!

福井県で日本一うまいソースカツ丼の店、ヨーロッパ軒に着いた!!

その時のカツ丼の味はほとんど覚えていない!

カツ丼を食い終えて東尋坊へ向かった。

東尋坊へ向かう途中、福井県で下宿している奴がいたのを不意に思い出した。

俺は、電話をしてみた…

話していると、車で1時間半のところらしく

死ぬ前に会うことになった。

福井県小浜市…

下宿しているT君の家に上がると、ゴミ屋敷のように散らかっていた。

どうやらTは、コミュ症が原因で大学を一浪していて、親からの仕送りを元手にパチンコで生活していたらしい。

T君が察してくれたのか、こう言ってきた。

T君『腹減った?近くにすき家あるからすき家で飯食うか!』

そう言われてすき家で飯を食った!

なぜだか家へ帰ると、ここに来た経緯を悟られていたのかT君が俺に

T君『食うもんと寝る場所には困らないからいつまで居てくれてもいいし、パチンコで増やした30万くらいしかないけど、金の心配もしないでいい!』

この時、溜め込んでいた涙が勝手にこぼれ落ちてきた。

今から死のうという事もなにも言ってないのに、愚かだった俺の命をT君が繋ぎ止めた。

次の日から3カ月かけて2人で300万程度パチンコで稼いだ。

死ぬ気でやればこそできたことだった。

ある日運転に疲れて路駐しているところを警察官に職質を受けた。

車に布団やらテレビやら車で生活しているかのような荷物を見て、夜逃げでもしてきたのか?

と、警察官に聞かれたが旅してる途中です!

と言い、二十歳過ぎているので問題ないと判断して職質は終わった!

腹が減ったのでコンビニの駐車場で弁当を食べていたら、突然目の前が真っ暗になった…

俺は訳がわからんまま、車の窓ガラスをコンコンされた事に気づいた。

警察の特殊車両だった!!

警察『あなた捜索願いと車の盗難届けを親御さんが出されていてね、今から連絡取れますか?』

と聞かれて母親に電話する事に…

母親は、酷く疲れた声色でこう言った。

母『あんた福井におるのかん?帰っておいで!いろいろ話はあるけど、帰る途中に事故らないようにね!!』

とだけ話して電話を警察に渡した。

盗難届けと捜索願い解除の話をしていたようだった。

そして、次の日福井最後の日だ!

T君に事情を説明したら、一緒に愛知に行くことになった。

T君を送り、実家に着いた。

駐車場で車を止めていたら、母親が気付いてゆっくり近寄ってきた。

俺は母親を前にしてただ、ごめんよ。ごめんよ。としか言えなかった。

俺の中に言葉にできない思いが駆け巡った。

家で家族と話をして前を向くことを決意した日だった。

俺は、蒸発して愛知を出ていた間

心配していた友達達に謝りの連絡をした!!

その流れで、親友が会って話したいから遊ぶ事になった。

親友曰く、あの時途中で切れた電話が頭から離れなかったという。

何もできずに居た自分を悔やんでいたようだ。

そのこともあり、働いている仕事をやめて俺と向き合う時間を作ってくれた。

こんな奴は他に居ない…

この時確信した!!

友達を大切にしてきてはじめて心からよかったと思った。

それから、東京へ行ったり、被災地へ行ったり空いた時間を埋めるように時間の許す限り語った!!

それから、各々の目標へ向けて走り出したのだ。

この仕事をやめてまでも一緒いる時間を作る

その"覚悟"が親友というお金では買えない財産を産んだのは間違いない。

この出来事から友達とは?

というテーマで話をすることが増えた。

口ではなんとでも言える。

だがこの行動こそ、俺が兄の背中を見てカッコいいと思っていた友達との絆だったことに気付かされた。

と、同時に友達というカテゴリーに鍵をかけた瞬間でもあった。

それからというもの

友達→親友

趣味友→今まで友達だと思っていた奴ら

命の恩人→T君

こういう括りになった…

親友とは、"心の友でもありかけがえのないもの"

みんなは、そんな関係性を作ることができていますか??

自分を偽ることでしか繋がれないのなら

それはもう友達というより知り合いなのかもしれません。

見栄やプライドなんてそんなもん、友達作りに必要なかったよ…

今日はここまでです。

明日は、最終日!!

あともう一踏ん張りしよ!

次回、社会人として

あなたは、社会人とはなんだと思いますか?

働いてお金を稼ぐことですか?

いろいろあると思いますがそれについてお話しできたらと思います。では…

coming soon......







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