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最も貿易をしているアメリカの州

各国が最も貿易を行っているアメリカの州

アメリカは世界最大の輸入国であり、中国に次ぐ世界第2位の輸出国です。
2022年だけでも、アメリカは約2.1兆ドル(約324兆円)を輸出し、世界の輸出の8.4%を占めました。

最大の輸出州はテキサス

テキサスは、世界の主要経済国に対する米国最大の輸出州です。
日本を始め、カナダ、中国、英国、ドイツを含む94カ国で首位。テキサス州に続くのはカリフォルニア州(25カ国)、フロリダ州(24カ国)です。

テキサス州からメキシコへの年間輸出額は1,442億9,000万ドル(約22兆3000億円)で、これは米国から外国への輸出額としては最高額です。
このうち、石油・石炭製品の年間輸出額が336億3,000万ドル(約5兆2000億円)で、1つの州から外国への単一製品カテゴリーとしては最高額です。

テキサス、ニューメキシコ、ノースダコタのような産油州がアメリカの輸出市場をリードしている一方で、他の州も地域によっては独自の貿易関係を築いています。

例えば、ミシガン州はカナダに153億7,000万ドル(約2兆3500億円)の輸送機器を輸出しています。これには乗用車やトラック、部品が含まれます。

オーストラリアは、イリノイ州から毎年45億6,000万ドル(約7000億円)輸入しており、これは米国のどの州よりも多くなっています。

ニューヨーク州の対スイス輸出は、2022年に235億6,000万ドル(約3兆6400億円)に達しました。この貿易の4分の3以上は、クロージャ、鋳造品、パイプ、チューブ、ワイヤー、スプリングなどの川上の金属製品を含む治金です。

いつもはアメリカ一国としてみていますが、州別にみると、これまでの印象と違うことがよく分かります。




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