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晴れた日に。テムズ川のボート旅

王立植物園であるKew Gardensへ行くために、普段とはちょっと違ったことができればと思い、今回は長めの時間をかけてリバーボートに乗船。

地下鉄や電車を乗り継いで行くこともできるが、川からロンドンの街並みを見てみたい、イギリスらしいボートでの旅を経験したい方におすすめ。

出発はWestminster Pier。ビッグベンのふもとを、赤のダブルデッカーが走る。

これからノンストップ、一時間半の旅。
思いがけず楽しかったのは、ユーモアと情報に溢れた観光ガイドさんがいたこと。

おかげさまでたくさんの面白い風景に気がつくことができた。
こちら、MI5の建物。

そして、逆光のMI6。ジェームズ・ボンドはこちらの所属。
MI5は国内で活動、MI6は海外という違いを初めて知った。ジェームズ・ボンドは、紅茶よりコーヒー派ということも初めて知った。

デパートのハロッズが、大型商品の倉庫として昔使っていたHarrods Furniture Depository。今は住居施設になっているとか。

テムズ川では、オクスフォードvsケンブリッジのボートレースも行われる。イギリスではボート競技が熱く、かっこいいので憧れてしまう。自らボートを漕いで川を旅することができたらどんなにいいだろう。
5月に行われるSummer Eightsというオクスフォード大学のボートレースも非常に盛り上がる熱く楽しいイベント。

こちらでは学生と見られる選手達が白いボードを担ぎ、練習を始めるようだ。

たくさんのボートとすれ違う。

かっこいい!

そういえば、すれ違った別の大型ボートに、大声でこちらに歌いかけてくるフットボールファンと見られるグループが乗っていたところ、ガイドさんがすかさず「Very well mannered gentlemen(とてもマナーの良いジェントルマン達ですね)」とイギリスらしいジョークに笑わされるシーンもあった。

なんとアザラシも見た!

ロンドンのテムズ川は茶色なのだが、水はきれいなのだそう。茶色の理由は堆積物が舞っていると言っていたかな。

楽しい旅の終点は、Kew Pier。
こちらから植物園まで歩ける。
別の記事で紹介したティールームも近い(コーヒー派のジェームズ・ボンドは行かないかな)。

こちらが可愛い旅の終点

往復のボート旅も可能だが、帰りは電車などで中心部へ戻ることもできる。
テムズ川のボート旅は、他方面へ行くことができ、ロンドンのランドマーク・タワーブリッジの下をくぐる路線などもある。

ご参考まで、今回利用したボートはこちらです。
Thanks so much for reading this far!


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