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オースティンとサンアントニオに行ってきた

3月下旬から4月上旬にかけて、テキサス州のオースティンとサンアントニオに行ってきた。

オースティンは同僚が住んでおり、1度遊びにいってみたいと思っていたところ、Adoが全国ツアーでちょうどオースティンに来ることを知り、それに合わせて行くことにした(日本のアーティストがオースティンまで来るのはかなり珍しい)。サンアントニオは以前アメリカに住んでいた友だちにおすすめされ、オースティンからすぐ行ける距離なのでついでに行ってみることに。

オースティン

金曜の晩にサンフランシスコから出発し、深夜0時頃にオースティンに到着。ダウンタウンは夜遅くまでお店が空いていると聞き、ホテルに荷物を置いて街に繰り出した。

ダウンタウン中心部の 6th Street に着くと歩行者天国になっており、深夜1時頃にもかかわらずとても賑わっている。若者が多く、渋谷みたいな雰囲気。ベイエリアでは夜に出歩けるような場所はほとんどないため、新鮮な光景だった。オースティンはテキサスの中でも比較的リベラルな街らしい。

ちなみにビールを購入しようとすると、深夜0時を超えてるのでNGとのことだった。テキサスはアルコールの販売規制が厳しい州のひとつらしい。ただ最近は少し規制が緩まってきているとのこと。

翌朝はダウンタウンを散策。3月にもかかわらず気温は30℃を超えており、半袖半ズボンで出歩いた。湿気も高く、日本に帰ってきたのかと思うような体感だった。カリフォルニアは常にカラッとしていて湿度が低いため、久々に湿気というものを感じた。

お昼は同僚たちと Terry Black's で BBQ。さすが本場の BBQ といった感じで、肉(特にリブ)が柔らかくて最高だった。

晩は少し早めに Kemuri Tatsu-Ya へ。Netflix の Somebody Feed Phil で出てきて行ってみたかったところ。テキサス風の居酒屋で、店内は昭和感のあるレトロな雰囲気。ザ・日本といったコテコテの内装がめっちゃ好みだった。

お刺身や焼き鳥、つけ麺など、美味しい日本食を堪能した。日本食が恋しすぎてどこに旅行に行っても日本食を食べてしまう…

その後は駅に移動し、久々にアムトラックに乗ってサンアントニオへ。3時間くらいかけて9時半頃に到着した。

サンアントニオ

オースティン到着時と同じく、ホテルに荷物を置いて早速ダウンタウンへ。第一印象は… ディズニーシーみたいな雰囲気!「北米のベニス」と呼ばれているらしく、川を中心に街が形成されている。人も多く賑わっていて、歩いているだけで楽しい気分になった。オースティンもそうだったけど、夜に普通に外を出歩いても安全なのがよい。

翌日はアラモの砦へ。テキサス独立戦争の舞台となった場所であり、現在は世界遺産となっている。

入り口近くに日本語で書かれた石碑があった。地理学者の志賀重昂が、テキサス独立戦争のアラモの戦いと日本の三州長篠城の戦いがよく似ていることに関心を持って寄贈したらしい。文字は結構薄れていて読めなかった。

Pearl Brewery にも行ってみた。元々ブルワリーだったが2001年に閉鎖し、その建物は残されたまま周辺にお店が集まっている。ビールが買える場所があったので1杯だけ Hazy IPA を飲んだ。

恒例の日本庭園にも行った。本当にアメリカのどこに行っても日本庭園がある。ただ、ここは元々 Chinese Tea Garden だったのが2008年に日本庭園に改修されたらしく、やや中国感の漂う庭園だった。入り口の鳥居はどうやら改修されていないようで Chinese Tea Garden のままだった笑

再びオースティン

翌日は Ado のライブのため再びオースティンへ。日中は Sa-Tén という日本の喫茶店のようなカフェで仕事をした。ここも Kemuri Tatsu-ya と同じく昭和のレトロ感が漂う雰囲気で、落ち着いていて居心地のよいカフェだった。

そして仕事を終えて Ado のライブへ!日本人は1割くらいな感じだった。ワンピースのオープニングで Ado のことを知った人が多いのか、ワンピースのコスプレをしている人が結構いた。RADWIMPS のライブのときも思ったけど、やはり海外で売れるためアニメの主題歌に採用されるのが近道なのか…

ライブの撮影は禁止だったため写真はないが(アメリカのライブで撮影禁止と言われたのははじめて)、パフォーマンスのクオリティが高くて感動した。日本のアーティストがこうやってアメリカ現地の人を熱狂させているのを見ると、うれしいような誇らしいような気持ちになる。

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2月に行ったニューオーリンズもそうだったが、アメリカ中南部の都市はどこも個性的で独自の世界観が形成されているため旅行するのが楽しい。5月に行く予定のナッシュビルも今から楽しみにしている。

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