かえるのひかり

ぼくとひかりの漫筆💫

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お化粧は他者への配慮程度に スキンケアは自分へのご褒美程度に 睡眠はリセットであり おやすみは安らかな死として おはようは新しい生として 明日まで電池を残す考えなんてない 毎日生まれ変わりの自分 布団に入っておやすみまでが今日だからそこまでは残せ電池 眠りに落ちて夢の中から今日が始まり 布団から出て君におはようから動き出す毎日 急げば間に合うは、もう間に合ってない次で行こう 次がないなら他を当たろう どんなに根性があったって 高い能力を持っていたって 強い信念があったっ

    • 恋は片想いに限るよ 愛されたいと願ってしまったら世界が表情を変えるからね あっという間よ 終わるよ 心奪われたら終わりよ ぼくは終わらせる気がないんだよね 奪う気も奪われる気もないんだよね 人々は終わるために始めている 永遠の繰り返しを終わらせないために始める 呆れるほど偉いね

      • 告白

        彼女いないの? いらないの? 私はどうなの? なんてね 彼女いるんでしょ? 彼女ってね 増えていくことはあるけど 減ることはないんだよ 君の彼女たちが 君の彼女じゃなくなることはない 君と別れたって君だけの彼女じゃなくたって 君の彼女はずっと君の彼女で君は彼女の男なんだよ 過去は消えない なくなることはないんだよ 私は誰の彼女にならないよ 私は君をひとりぼっちにしない一人の普通の人でありたい 彼女は君を孤独にする 男は私を絶望させる 君を満たせるのは私

        • 自分の大切にすべきもの

          ぼくは物の貸し借りが好きじゃない できれば貸したくないし、借りたくない 自分の大切にしなければならない物を誰かに渡したくないし、誰かの大切にしなければならない物を触るのが怖い だからぼくは忘れ物がしたくないし、してほしくない、 ぼくは忘れ物をしても借りられない だけれどもそれではどうにもならない場合、借りなければならないし、借りようとしなくても貸してくれる人もいる ぼくは忘れ物が多い だからこそ注意深く忘れないようにしている、常に緊張状態になっている、とてもよくない、く

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        • ゆとり世代末っ子次女の知見
          22本
        • 日本人引き篭もり女性の叫び
          16本
        • かえるのひかり日記
          18本
        • かえるのひかりの掌編小説
          12本
        • tokage_no_hikari
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          真理21

          平和とはね 争いがないことではなくて やりたくないことをしている者がいないことだと思うよ わかりづらい例え話をするんだけどね、 パンがたべたいときだって、お米がたべたいときだってあるでしょ、どっちもたべたいときだってあるけど、どっちかを選んでたべるでしょ、あるいはどっちもたべるかもしれない 争いといっても勝ち負けを決める戦いじゃない、 今回はどっちにしようかなって、バランスを見て判断したりするでしょ どっちかが強い、どっちかが勝ち、って決めなくていいでしょ、勝ち負けなんて

          叫び14

          仕事の罠、誰かのためにならなければならないの罠 誰もやってくれる人がいなかったら、 自分でできるようにならなければならなくて、 自分に力をつけようと努力もできたのに しなければならなかったのに し続けなければならないのだとわかっていれたのに できないならもういいからできることやりなさいって言う残酷な優しさや あなたにそれはできなくていいからこれを身につけなさいって理不尽な要求や できることだけやればいい、できないことはできる人にやってもらえばいい、最初からそれをできる

          叫び13

          理解し難いことを 拙くわかりづらい文章でいきなり進めていくんだけどさ ⭐︎ その反応をするのは 能力が低い徴 その人がそれをやりたくない最大の理由は それを上手くこなす自信がないから それをやることがめんどくさく感じる理由は やってみてもすんなりこなせる能力がなく、どんな結果が出ても文句を言われるであろうこと、相手の望むように遂行することはできないであろうことを経験的に自分でわかっているからなんだ、痛いほどに ぼくはわかるよ ぼくがそうだからよくわかるの そんなや

          5/24-掌編 いつかいつかだれかだれか

          身長が170センチメートルない男は言う 170は欲しかった 170あればなぁ ぼくは思う でも男じゃん それだけでもいいじゃん こっちは違うんだぞ それならおれだって男の体だったらなぁって思ったりする 170あったら180欲しかったって言うんだ ぼくからしたら180あったって190あったって小さいよ 人なんてな、その中で大きくたってそんなのたかが知れてるよ 何と比べてるのよ ぼくはもっと大きなものと比べちゃうからみんな小さいよ 君はさ 隣に女の体があればいいんだろ?

          5/24-掌編 いつかいつかだれかだれか

          真理20

          たとえば、こんな考えかた、 ニューオーダー、 ぼくらは皆、男の体という十字または女の体という十字を背負って生まれてくるの ぼくらは皆、イエス、神の子なのだよ 母はマリア 十字架を背負った男と女が処刑台にのぼりひとつになる 世界がひとつになる 神の子が生まれる ゼロから生まれたゼロ それは何か、生まれたものは苦しみだ ぼくらはそれを育てなければならない 十字架を背負った男の体または女の体を 自分自身で、育てなければならない 子育てなんてない あるのは自分育て 自分育て

          5/20-掌編 会話

          怖がってるのは君のほうだったろう 君が怖がるから ぼくは悩んで考えて動けなくて苦しんでいるのに 君はぼくに怖いならもういいよって言ったんだ ぼくが動き出すと君は驚いて逃げるのに 臆病者なのは君もぼくと一緒だよ 君はぼくに声をかけるのに ぼくに近づこうとはしないで ぼくが近づこうとしたら逃げて 君はぼくを遠くから見てるだけだった ぼくと同じだった ⭐︎ 君はぜんぜん好きとか言ってくれないけどさ、ばれてるよ、ねぇ、好きでしょ?ねぇ、好きだよね?好きって、言ってよ。私はね、

          5/20-掌編 会話

          5/18-掌編 運命

           君の弟は君よりも背が高いのだろうか。君のお母さんは君のお父さんよりも若いのだろうか。私は君より背が高い。君は私よりひとつ若い。君の背があと10㌢高かったら、どんな人生だったろうね。私が年上の誰かについて行かないようにって、君はちょっと心配してたよね。君の背があと10㌢高かったら私たちは出逢えていないだろう。君に出逢ってなかったら、私は年上の男性と結婚していたかもね。全てを諦めて、この人生を棒に振って、動かなくなるまでこの身体を無理やりに働かせて、立派な社会人として逞しく生き

          5/18-掌編 運命

          5/24-掌編 人の早さで生きましょう

          お前、28にもなるのに、まだそこ?遅すぎるだろ、呆れるわ、なんて、視線を感じたとて、ぼくはもうへっちゃらだ 君らのそのスピードは何を基準にしてるんだい なぜに早い方がいいと思うんだい なぜ自分の力を使わずに、 自分の力を高めずに、 何かや誰かの力を使ってすっ飛ばされていくことを羨ましがれるのだい 君がそこにいられるのは誰の力だい 君に力はあるのかい 力ないのにそこにいる人々 そこにいる人々を羨む人々 そんな人々を無視したまま自らに力をつけそこに行く人々 そこにいる

          5/24-掌編 人の早さで生きましょう

          5/20-掌編 活動

          一人称おれ 二人称おまえ ああ孤独だ 誰にも会いたくない 誰とも関わりたくない 世界を変えたい おれは変わりたい あなたと生きたい わたしは生きている おれたちの世界は変わり続けている 見て見ぬ振りをするな 諦めたふりをするな おれは変わる おれが変える そのためにはいまおれはおれなんだ おれはおれなんだよ おまえはおまえなんだ ああ孤独だ いまは全部がバラバラなんだ

          5/20-掌編 活動

          5/19-掌編 透明

          もしもこの涙が真っ赤だったら ことの重大さが わかってもらえるのだろうか ぼくの中の何かがズタズタに引き裂かれているみたいだ 涙が溢れてくるんだ わかっているさ、涙が透明じゃなかったら あまりにグロテスクで 病人扱いになり 薬漬けだ ぼくはもう消されている はてさて、ぼくがいなくなっていれば、どれほど楽だったろうか いやはや、それでは、そこにある幸せも喜びも偽りであったろう 儚く消える夢物語と、ぼくらの見なければならない現実を履き違えているのはあなたではないのか

          5/19-掌編 透明

          真理19

          やれば1秒で終わるのに やらなければ永遠に終わらないの やれば1秒で終わるけど 明日の分も明後日の分もってまとめてやることはできないの 今日の分の1秒を今日やらなければならない毎日なんだよ やれば1秒で終わるし 難しいことじゃない ただタイミングが大事 いつやってもいい1秒ではない だから常に意識して常に気を配ってなきゃいけないの つまり、暇な時間はないのよ 気を抜いた、無防備な、惚けらっと過ごしていい時間はないんだよ いつだって、大切な一回きりの、逃してはいけないその

          叫び12

          あー死にたい涙が出る あーぼくはこの死にたいをないことにする気はない 薬で消したりなんかしたらぼくは本当に死んでしまう 死にたいなんて感情は生きたいから生まれる感情 本当に死にたいなら死にたいなんて思ってないで死ねばいいんだから 死にたいなんて思ってるってことは生きたいんだよ 死にたいをなくせば生きたいもなくなって、 かろうじてまだ息をしている体だけになって、 きっかけを待ってるだけの時間が過ぎていく 死にたいも生きたいもないままその体を持て余し、促されるままに新たなそん