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遺書

 今すぐ死ぬわけではないが、複数の持病がある為、一応今ここに認めておこうと思う。 
 
 自分で言うのも何ですが、愛し愛された人生でした。ある人は私を「愛踊る狂人」とあだ名をつけてくれました。自分でも自分自身がそのあだ名にぴったりだと思います。
 試練が多い人生でした。これでもか!というくらいしんどい人生でした。
 しかし、私は私の人生をも愛していました。もう1度産まれ変わるならまたこの人生を選びます。それくらい充実した毎日でした。特に娘が産まれてからは。
 娘が産まれ、ミルクをやり、オムツを変え、お風呂につけて、食事を作り。どれも下手でした。しかし、下手なりに精一杯尽くしました。愛おしい毎日でした。
 保育園に通い、1ヶ月半登園拒否もあり、一時は本当に娘を心配しました。
 無事登園しだしたと思ったのも束の間。
 今度は、
 「小学校に行きたくない。」
 と娘が言いだしました。支援級、普通級どちらが娘にとって良いのか悩みました。
 私達は普通級を選びました。
 結果、良かったと思っています。小学校に慣れていくにつれ、娘の笑顔が増え、私の喜びも倍増しました。
 娘へ。
 あなたは本当に恵まれている。それを当り前と思わずに、感謝して、人に頂いた愛を人に返せる人間になって下さい。自分のためは人のため。私に沢山の愛をありがとう。私もあなたを愛しています。
                     以上

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