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姑への母の日のプレゼント

老人ホームへいる姑に面会に行った

94歳

部屋でベッドに横たわってた姑

私に気づくと

ぴちゃん来てくれたの?
ありがとう
ちょうど今元気にしてるかって思ってた

その後は、姑のマシンガントーク

話し終えるとふり出しからのループ

耳の遠い姑には、ボードを使う

お互い長女で親に苦労して弟を亡くしてるのも一緒

旦那と私、姑と舅、私の父と母

3組共13違う

不思議な巡り合わせ

姑が横たわっててた状態から、ベッドに腰かけ、声も大きい

やっぱり会話って大事なんだな

気づいたら面会時間過ぎてて、ボードにて姑に帰ること話すと

あっぴちゃん来てくれてたの?
いつもありがとう

きっと途中から姑の中では、嫁の私ではなく、同じ想いを過ごした同士と思ってたんだなぁと思った

行く度に、亡くなった娘のことを心配する姑

亡くなったよって正直に話したい

その時はショックかもしれないけど、たぶん忘れてしまう

泣きそうになりながら元気だよ、入院中だよと話しているけど、やっぱり言えない

旦那の弟には話さないで欲しいと言われたけど、同じ敷地内に住み行き来して世話もしてくれたし、姑と娘との絆もあるのよ

言わないじゃなくて、言えないんだ

姑に娘ちゃんが先に天国で待ってるよと言ったら安心するのかな

娘ちゃんが亡くなった話は旦那が話すことになってるけど、やはり旦那も言えないみたい

そういえば娘ちゃんからプレゼントって、私の似顔絵とか自分で使ってたのをもらってたなぁ

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