お客さんを信者にする方法

こんにちわ。私は、実生活で役に立たない学問ばかり教えられ、「実生活で役に立つ学問がない」、研究は学問の醍醐味であるにもかかわらず「大多数の人は研究をする機会がない」ことが気に食わないので、国なんてあてにせずに、自分の力で「実生活に役に立つ学問の確立」することや、研究の醍醐味を知ってもらうために大学に行かなくても「誰でも研究できる環境の整備」する活動をしています。

この記事では、「実生活に役に立つ学問の確立」の一歩として、全員が活動する上で欠かせないお客さんにフォーカスを当てて分析してみました。皆さんが何かしら活動を行う上で参考になれば幸いです。

それではよろしくお願いします。

以下、本文。

以前の「くまもと農家ハンターから学ぶ、現代で活動する上で大事なこと。(1)」の記事において、これからの時代はビジネスの関係よりも人とのつながり(仲間感)を意識したビジネスモデルの構築が大事になるという風に述べた。しかし、この記事では、ビジネスの繋がりと人とのつながり(仲間感)の区分については言及していなかった。

ひょんなきっかけから、「「お客様」と「ファン」と「サポーター」は何が違うのか(2)」という記事を読み、自分なりに練ってみて、エンターテインメント宗教(3)という観点から、「お客様」と「リピーター」と「ファン」と「サポーター」の区分について考えたいと思う。

自分が考えた表から入りたいと思う

客層分類。収益化したくも自分の客層と向き合うことが重要じゃないだろうか。

主にこんな感じだろうか。もちろん受けて側の経済的事情もあるので、信者度とコンテンツに払う金額については一部相関がないところもあるが大まかにはこれで分類することができるだろう。

私は、信者度と感情がものすごく関係していると思う。いつかオーバーロード仮説で提唱したいが、コンテンツと受け手側は感情という鎖で繋がっており、感情が揺れ動く幅と回数に比例して、その鎖は太くなっていく。

サッカーを初めとしたスポーツ観戦というのは、応援する際に大声を出す機会が非常に多い。大声を出すと興奮状態になり、喜怒哀楽を引出しやすくなる。だからこそ、スポーツが好きな人はすぐファンになりサポーターになるのだと思う。

情熱大陸などを見て、全く知らなかったがファンになったみたいな人もいると思う。これは、一瞬とてつもなく喜怒哀楽が引き出されたことが原因になっていると思う。

しかし、抑えておきたいのは、ただ泣かせるだけのコンテンツやあからさまなウケ狙いのコンテンツというのは、敬遠される。映画業界は、喜怒哀楽を前面に押し出した「あなたは四回泣く、最後5分で驚く」CMを作ったりするが、消費者側としてはなんか見に行きたくなくなる。やはり、喜怒哀楽というのは、持っている力を集結させ、いいコンテンツを作り出した結果として生まれるのだと私は思う。

つまり、信者を作るメカニズムがわかったとしても、それを逆手にとり、楽に信者を作る方法なんてないということである。やはり、ひたむきな努力と情熱をかけなければ、そのコンテンツは上手くはいかないだろう。多大なる信者を獲得している中田敦彦はその事について、「狂気」、西野亮廣は「世界トップレベルのクオリティ」という風に表現していた。

 

次に、取らぬ狸の皮算用ではあるが、ファンが増えた時に起こる弊害について考えてみた。

ひょんなきっかけからVtuberのファンの分裂の記事を読んだ。簡単にいうと、Vtuberの活動内容が変化してしまったため、ファンの中で賛否が生まれ、結果として一部のファンが消えてしまった。というものである。

ここで、注意したいのはファンが減ったのであって、サポーターが減ったかどうかはまた別の議論だと私は思う。直感的には、サポーターはあまり減ってないと思う。なぜならサポーターは、あくまで活動内容よりも活動家を応援しているので、活動内容が自分の意にそぐわなくてもよくわからんけど活動家が元気そうでなによりと思うだろう。実情は調べようがないのでどうしようもない。

しかし、基本的にはサポーターよりもファンの数が多いため、ファンが減るのは避けたい。それでは、この様なファンの分断を避けるにはどうすればいいか。これは宗教と同じなので、教義を決めればいい。つまり活動方針というやつをちゃんと書いて、それに沿って活動すればいいのだ。そして、その方針に従えない人は出ていっていいという風にするのがいいだろう。

この活動方針ましてや教義の決め方については、また広い世界が待っているため、時間があれば、また勉強して記事に起こしたいと思う。

本文は短いがまとめとして、

お客さんというのは様々な層から構成されている。その層に応じて、コンテンツに求めているものも違うので、活動家はそれと向き合わなければならない。弱小活動家が大手活動家の真似をしても、上手くいかない理由はそこにある。まずは、良質なコンテンツを生み出し、受けて側に何かしらの感情を引き出す事。そして、収益化するタイミングというのは、「ファン」が増えてからであり、お客さんが来たからと言って収益化がうまくいくとは限らない。ネットはタダのコンテンツがありふれているため、1円でも値段設定してしまえば誰も見なくなる。

我々の様な弱小活動家というのは、淡々とひたすら良質なコンテンツを作る事に注力をするしかないのである。しかしながら、メカニズムを知っておけば、どういう扇動をしてお客さんから感情を引き出すか、どうすれば一体感が出せるかなど工夫しながら活動する事により、比較的うまくいく可能性は十分にある。しかし、やり過ぎは良くない。ブッタの教えにもある通り何事も「中道」が一番である。 

以上。

いかがだったでしょうか。

これだけ個人でも簡単に活動家になれる時代が来たので、様々な問題が生まれてきました。特に現代は豊かになったので、より一層良質なコンテンツが望まれる時代に突入しました。

自分はゲーム実況者の幕末志士が好きなのですが、幕末志士坂本は「より効率よく信者を稼ぐ方法を教えよう。それはポジティブな気持ちで相手の心を掴むことだ。ネガティブはダメ。続かないから。つまり笑わせるか感動して泣かせるかのどっちかってこと。僕はプロなので君たちをこれから100%泣かせます。」と言っていました。

また、女性信者の多い実況者は大体、面白さよりも、声が「かっこいい」か「かわいい」が求められている様な気がします。お客さん自身の特性によって、喜怒哀楽が引き出されるコンテンツが違いそうですね。

活動家によって、どの様にお客さんの喜怒哀楽を引き出すかは才能によって変化すると思いますが、私なんかは、非常に興味のあるジャンルが広い(アンテナが広い)ので、様々な情報を組み合わせたり、面白いところだけを引っこ抜いたりして、お客さんにしみじみと考えてもらう様なタイプなのかなと思っています。

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それではまた!

参考文献 
1.

2.

3.      

 

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