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パイロット就活講座〜パイロット志望者におけるESと面接対策の重要性〜

 本日は、なぜパイロット志望者にとってES準備と面接対策が重要なのか、について解説したいと思います。

 パイロット志望者は、飛行適性や身体検査といった特有の試験に目がいってしまいがちですがESと面接で足元をすくわれるケースが多いという例を数多くみてきました。パイロットになるメインルート、自社養成とライセンサーに分けて記載します。


#1 自社養成パイロット

 JAL系にせよ、ANA系にせよ、SKYにせよ、ESと面接で毎年多くの敗退者が生まれています。どうしても英語や飛行適性、心理適性、航空身体検査といった特有の試験に目が行きがちで、パイロットにどうしてもなりたいと思う方々は予備校などでこういった試験の対策を行う人もいらっしゃるかと思います。

 自社養成パイロットは、根っからパイロットになりたいと思い、航空大学校も検討しているような層だけでなく、有名大学出身者でコンサルや総合商社にも内定する層が「ノリ」で併願してくるケースがかなりいますが、彼らは書類の準備や面接など慣れていることもありいい線まで選考を進めてきます。(飛行適性や身体検査はある程度の運や素質の要素を持ちますが。)
ですので蓋を開けてみたら内定者は、元々パイロットになろうとなど全く思っていなかったという層が相当数います

 JALは書類選考、1次面接、2次面接を経てから飛行適性や身体検査に臨みますから、いくら後半の飛行適性や身体検査対策をしていたとしても、ESと面接で通過できなければこれまでの準備は水の泡です。

 ANAはFCAT内とFCAT通過後で複数回面接が実施されますが、
FCATの通過というのはパイロットとして求められる素養が一定あると見なされた段階であり、その後の面接で落ちるというのは、パイロット志望者にとっては残酷な結末かもしれません。

 そういった方々に、パイロット採用を担当したものだからアドバイスできる視点で対策を施したいという思いがあります。


#2 ライセンサー

 航大、私大等に代表されるライセンサーにおいては、すでにライセンスを保持しているわけですし、学校と採用担当の距離も近いことが多いので、選考の雰囲気も先輩や教授から聞くことができるとは思います。

 一方で、先輩たちは、志望していた会社から内定をもらえていたでしょうか?なんであの先輩がいけなかったのか、その逆であの先輩があの会社に?と思ったことはないでしょうか。また、ライセンサーにおいてもどの会社からも内定がもらえなかったと言う人たちは毎年一定現れます。
これらには明確な理由があります。

 ライセンサーの就活においては、FFSやFTDでの技量試験が最重要であることは言うまでもありませんが、どういった試験がされるかは先輩や教授から情報をもらいやすい内容でもあります。航空身体検査については、すでに持っている検査結果を提出すればよしとされるケースもあるでしょうし、航空会社から受験を求められるわけですが、すでに自分の身体検査結果は知った上で適合判定な訳ですから、準備やイメージもしやすいでしょう。

 重要な点は、それらに目が行き過ぎてESや面接の準備が疎かになってしまっていることです。大変な受験勉強を行い、厳しい訓練を乗り越えてきたにも関わらず、志望する会社にいけない学生の多いこと。技量は問題ないのに、面接の受け答えがイマイチだな・・という学生はかなりいます・・。

 しかしそれは本当に少しのコツや準備で対策できるものばかりです。そういった方々に、そのコツをお伝えしたいと思います。


<就職対策講座の紹介>

・講座内容:主に航大、私大、ジェネラルアビエーション等のライセンサー就活、自社養成志望者への就職活動支援としてエントリーシート添削、面接対策を行います。
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