朝のお茶

コーヒーも好きだけれど、朝はやっぱり紅茶がいい。特に、鮮烈な味わいのダージリンが好きだ。

奮発してお茶の専門店で買ってきた茶葉の重さを、キッチンスケールで丁寧に計る。袋に書いてある説明によると、茶葉の滲出時間は3分。これも砂時計をひっくり返してきっちり計る。

丁寧に入れたお茶を透明なティーカップに注ぐと、お茶の良い香りで、寝ぼけた頭もすっきり醒めてくる。

朝からゆっくり紅茶を入れる余裕ができたのは、在宅で仕事をするようになってからかな、と思う。もっとも、会社に通勤していたころも、その日に飲む分のコーヒーをドリッパーからマイボトルにしっかり注いでいたけれど。

無類の面倒くさがり屋の私が、朝からこんな風にお茶をいれることが嫌ではないのはなぜだろう。やはりルーティーンとして、身体にしみこんでいるからだろうか?

――いや、一日の最初に、自分のために丁寧にお茶を入れる。その行為が、いいんだな。今日も一日、自分をいたわっていこう。

#朝のルーティーン

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