停滞期

7年前、育休から復帰したらそこはホームだった。別になんとも思っていなかったのに、戻ってみればそこはいつのまにかホームになっていた。

7年たち、再び育休を取り復帰したらそこはホームじゃなかった。

妊娠や出産と配転が同時なのは、精神的にはおすすめしない。

男ばっかりだなあ、というのが復帰して最初の感想だ。
次に、おじさんばっかりだなあという感想。

ちょっとした世間話のすれ違いから失望が積み重なって、次第に口を噤んでいく。どうせ誰にもわかってもらえない、むしろかえって失望するばかりだから、と、誰にも些細な愚痴すら言わなくなっていく。
いつものことである。
あまり良くない傾向だ。

昔は、後続の女性のためにも踏ん張ろうと思ったものだった。
それも昔のこと。
自身の存在がある程度安定していてはじめて、他者のためを思って行動することができるものである。

助けを求めるべき相手もみんないなくなってしまった。
善良を通す元気も出て来なくなって久しい。
この停滞期、あと何年続くのかな。

#日記 #記録 #自分語り #愚痴

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