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テレアポの基礎~アウト返し~

テレアポの極意はアウトが来ない(お断りされない)ようにトークを進めることです。アウトが来ないように話すコツは
①「語尾」をコントロールして「リズム」を作ること。
②「テンポ」よく話すために、「間」を開けすぎないこと。
このあたりは、何度もロープレを繰り返し「テンポ・リズム」をつかむ必要があります。
ただ、トークを進めるだけではコミュニケーションが取れず「アポ」には至らないことが多いので、「アウト返し」のトークもしっかり準備する必要があります。

☑アウトは「引き出す」

テレアポには「アウト返し」というテクニックがあります。お客様からお断り(アウト)が来た際に切り返す反論テクニックです。
トークを読み進めている際にお客様は「うん」「えぇ」「まぁ」といった具合に相槌を打ってくれますが、ここの相槌には明確な「お客様の意思」はなく、なんとなくリズムで相槌を打っているだけですが、「アウト」にはお客様の「意思」が入っているため、アウトが来て初めてお客様と意思疎通ができ、コミュニケーションが始まります。

ただ、アウト返しのテクニックは難しく、実際にはアウトが来たらほとんどがそのまま断られる結果になると思います。

トークをリズムよく進めるためには、アウトが来てほしくない
コミュニケーションを取るためには、アウトが来てほしい

このジレンマを解消するための答えは「こちらから質問をして、その答えが『アウト』と認識する」ことです。

☑引き出すことでアウトの内容をコントロールする

こちらから質問してアウトを引き出す以上、予定通りの答えを引き出せる質問をすることが重要です。
適当に質問をして、予定外の答えが来ると普通のアウトが来た状態と同じになり、アウト返しが難しくトークのリズムも悪くなり電話を切られてしまいます。
準備をするべき内容は
①ベーストークの中で質問をする場所を決める。
②質問する内容を決める。
③質問の答えを想定しておく。
④答えに対するアウト返しのトークを決めておく。
⑤ベーストークの戻る場所を決めておく。
この内容は必ず準備しておいてください。
アウト返しは「イエスバット話法」「イエスアンド話法」で返します。
この話法の紹介はまた別記事で・・

☑まとめ

テレアポをしている以上、アウトは来ます!
ただこちらからアウトを引き出し、予定通りのアウトに対してアウト返しをすることができれば、アウトも怖くありません。
・予定したトークの場所で
・予定した質問をし
・予定通りの答えが来て
・予定通りにアウト返しをして
・元のトークに戻る
これができれば、ベースのトークスクリプトに「アウト返し」まで組み込んだトークが完成します!
「予定外のアウトでタジタジになる」なくし、「予定通りのアウトでコミュニケーションをとる」ことを目指してください!


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