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人生は自己との戦い

私の大学生時代、ゼミでお世話になった
先生の座右の銘が、

人生は自己との戦い

であった。
卒業時にこの言葉を贈っていただき、
身を引き締めて社会に飛び立ったことを
今も覚えている。

「戦い」というと物騒かもしれない。
ニュアンス的には、「挑戦」に近い
ように思っている。
そのニュアンスを反映すると、
上記の言葉は以下のように編集する
ことができるだろう。

人生は過去の自分を超える挑戦

「挑戦こそが人生」
この言葉を語っている人は、
実はかなり多い。
ググると、ロバート・デ・ニーロや、
スズキの鈴木修元会長などが出て来る。
そして、岡本太郎、この人も挑戦だらけ
の人生だったろうと想像する。


「挑戦」という言葉には、
まだ実力的に十分かどうかは
分からないが、とにもかくにも
やってみる、まずは戦ってみる、
そんなニュアンス
が含まれている。

ということはつまり、裏を返せば、
挑戦している人は常に実力が足りず、
懸命にストレッチしていることと
いうことなのだ。

挑戦している人はいつも実力不足!

という端的な一文で説明をしてくれた
のが、かつて女子サッカーチームの
INAC神戸の四冠を監督としてリード
した、石原孝尚さん。

現在、Happy First という理念の下、
企業研修での登壇や、セミナー運営、
その他活躍の場をどんどん広げて
いっている途上である。

昨日、いつもお世話になっている
大人の小杉ゼミの企画で、石原さんの
トーク+小杉俊哉先生との対談という
贅沢な企画が実施され、一も二もなく
参加した。

石原さんとは、EMSという学びの場で
同じチームだったというご縁。
その時の石原さんは、とにかく常に
笑顔を絶やさない。

きっちり人の話を最後まで聴く。
場の安全性をしっかりと確保する
ことにコミットし、参加者全員が
気持ちよく交流できるよう振る舞う。
そういう細やかな気遣いを、ごく
自然に続けていらして、自ずと
信用、信頼感が育まれていったと
感じている。

そんな石原さん、昨日は

モチベーショナルリーダー ~どうしたら人は動くのか~

というお題を与えられ、水を得た魚の
ように縦横無尽に様々な「金言」
数々を話してくれた。

そのうちの一つが、先に挙げた

挑戦している人はいつも実力不足!

というわけである。

これ以外にも、

リーダーの定義は、場を創る人
プロの定義は、WillとCanとMustが一致している人
自分の表情は、仲間のためのもの
失敗なくして成長なし
「勝ちながらも負ける」ように、失敗や挑戦をあえて組み込む

などなど、ご自身の経験に裏打ち
された「ハートに刺さる言葉」が、
度々耳に飛び込んできて、
あっという間の45分間だった。

人生は自己との戦いであり、
過去の自分を超える挑戦。

気の引き締まる良い言葉を
いただき、感謝だ。


己に磨きをかけるための投資に回させていただき、よりよい記事を創作し続けるべく精進致します。