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祝・バスケ日本代表パリ五輪出場決定

歴史的快挙である。
「AKATSUKI 5」の愛称を持つ
バスケットボール日本代表
この度行われていたW杯において
アジアからの参加国として1位
獲得し、見事パリ五輪への切符
手に入れた。

既にメディアで様々に報道され、
日本中が大盛り上がりの様相
呈しているので、
今さら私がどうこう付け加える
までもないのだが、少しばかり
ビジネスにも通じる話について
書いてみたい。

今回、特に目立ったのが、日本の
攻撃の爆発力である。
シュートが入り出すと止まらない。
その最たる例が、ベネズエラ戦の
「比江島タイム」と、カボベルデ
戦の22歳コンビの躍動だ。

チーム最年長の比江島が、
ベネズエラ戦の第4Qで爆発。
大逆転劇の主人公となった。
この日、彼はシュートタッチが
とても良かった
ようで、
打てば入る「ゾーン」状態。
4Qだけで、一挙17得点を一人で
叩き出した。

カボベルデ戦では、富永の3Pが
大爆発、6本目まで1本も外すこと
なく決め続けた。
ポイントガードの河村も、
途中まで2P、3P、フリースロー、
全て外すことなく得点を積み上げ
続けていた。

こうした、「調子のいい選手」、
「得意な型を持っている選手」に
いかに気持ちよくプレイさせるか、
そこにチームの注意力がしっかり
向いている
ように感じられたのが、
今回の日本代表の素晴らしいところ
だったと思っている。

これは、仕事でも是非活用したい、
活用すべき考え方だろう。

個人で全ての仕事が完結するという
ことは稀だ。
ほとんどの場合、同僚やお客様と
コミュニケーションを取りながら、
仕事をする
ことになる。

その際、各自がリーダーシップを発揮
して、他メンバーそれぞれの持つ良い
ところ、強みを引き出す

調子が良い時には、できる限り一気に
仕事を進めておく

こうした、「当たり前のこと」を、
当たり前に徹底する
ようにできると、
今回の日本代表の躍進のように、
成果が自ずと付いて来るのでは
なかろうか。

それから、今回沖縄アリーナでの
試合ということで、「ホーム」の
大歓声がチームを非常に大きく
勇気づけてくれた
ことは特筆に
値する。

友人が教えてくれたこの記事に
よると、今回のような日本の
応援の盛り上がり方に到達できた
のは、アリーナMCとして活躍して
いる「MC SEKI」こと関篤さん
ような草分けの方々の、20年以上に
わたる地道な努力があってこそだ
というのだ。

当初は、応援といっても相当しょぼい
ものだったようだ。
今では確かに、観戦時の服装そのものや、
その色合い、顔のペイントやウィッグ、
統制の取れた掛け声など、観客が楽しみ
ながら一体感を保って応援している
のが
TVの画面を通して伝わってくる。

これを「観戦文化」と文中で呼んで
いるが、「文化」レベルになるまで
根付かせることが出来れば、あとは
「自走」する。

これも仕事に対する示唆が大きい。
「文化」のレベルになるまで、
ベストプラクティスを根付かせる

ことができれば、業績を出しやすい
組織へと生まれ変わるだろう。

何はともあれ、パリ五輪での代表の
活躍を心から願う
ところだ。

己に磨きをかけるための投資に回させていただき、よりよい記事を創作し続けるべく精進致します。