数日前、この写真に、

という一句を付けてInstagramに投稿した。

自分が実際に「黄金」のような光を
感じたのは、実はこの場所ではなく、
ランニングをしている最中のこと。
しかしながら、走りながらその場面を
カメラで切り取ることはできなかった
ので、代わりに適当な場所で撮影して
お茶を濁した恰好だ。

仕事で左脳ばかり使いがちなので、
クリエイティブな右脳をほどよく
刺激したいなと前々から思っていた。
そこで、学生の頃から割と好きだった
俳句を、時折詠むようにしている。

本当に気が向いた時に詠むだけだった
のだが、ここのところは10日以上継続
できている。

きっかけは、私が毎日読んでいる
メルマガ「ビジネス発想源」だ。
発行者の弘中勝さんは、知る人ぞ知る
凄腕のプランナー。
そして、極めて濃い内容のメルマガを
一日も欠かさず配信し続けて早や18年、
6,600号を数えるに至っている。

そのメルマガの中で、100号経つごとに
「百日理論」というものが紹介される。
これは、何かしら能力なり感性なりを
アップさせようと思うのであれば、
とにかく100日の間、必ず継続して実践
してみよう、というもの。

雨が降ろうが槍が降ろうが、100日間、
一定のクオリティで、必ず1日の例外も
なく継続することを課す。
そうやって、100日続けられたならば、
良い行動が習慣化し、能力や感性が
大幅に上がっているはずだ。

メルマガでこうやって書いてくれている
のに、実際に実践する人は少ないらしく、
せめて自分は実践した上で実際に能力を
アップさせたいと願うところ。

つい10日ほど前に100日理論の内容で
メルマガが送られてきた折に、今回は
Instagramで毎日欠かさず俳句の投稿を
してみよう、そんなことを自分に約束
したのである。

今のところは、1日の例外もなく詠む
ことができており、このまま100日間
突っ走れそうだ。
投稿にあたり必要な写真も、平日の
ランチや土日に撮り溜めたものを
使いまわして、何とかなっている。

あくまでも、自分のクリエイティビティを
伸ばすため、楽しみながら能力をアップ
させるためにやっているので、やらされて
いる感が出るようなことにはならぬよう、
毎日楽しみながら句を詠みたい。

100日経った時に、どんな風景が自分を
待っているのだろうか。
「大して何も変わらない」
そんな感情が待ち受けているのかも
しれないし、
「こんなに成長できるなんて！」
と実感を込めて語れるようになっている
のかもしれない。

100日を自分なりに積み重ねていった
その先に、新しい自分が待っているのは
間違いのない確実な未来である。
その新しい自分は、一体どんな顔をして
出迎えてくれるのか、楽しみだ。