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撮影の合間に考えたこと

今日は終日CM撮影の立ち会い。
新木場のスタジオに一日中張り付き。
周りの目もあるし、これを書いている
隙間が取れない。

10時半を過ぎても終わらないので、
邪道だが、一旦短文を投稿し、
後で中身をちゃんと書くことに
する。
~~~~~~~~~~~~~~~
ということで、帰宅したのが0時半。
帰路も途中まで上司や同僚と一緒ゆえ
更新しているのが1時。
たまにはこういうこともある。
それでも連続更新を途切れさせるのは
自分に対する約束を反故にすることに
なるので、こうして書いている。

撮影の合間に、色々なことを考えては
いたが、すぐにその場で様々な判断を
迫られたりしていたので、何か思考を
突き詰められるような状況を作ること
は出来なかった。

今日、ふと気付いたこと、目に付いた
ことというのは、「ARRI」という
文字。
これまで何度も撮影に立ち会ってきて、
よく見かけるロゴである。
スポットライトなどによくこのロゴが
付いているので、有名なブランドなの
だろう、とは思っていたが、よくよく
考えてみると興味を持って調べたこと
がなかった。

そうか、自分はこれまで大した興味を
持つこともなく、このブランドの存在
を無視してきていた!
そんなことに気付き、帰りの電車で
ググってみた。

創立者の名前、アーノルドさんと
リヒターさんから付いた社名が
アーノルド&リヒター。
ドイツはミュンヘンにある、映像用
機材や光源のメーカーだという。
何とこの会社、そのカテゴリーでは
世界最大ということで、どうりで
毎回毎回撮影時にこのロゴにお目に
かかるわけである。

ARRIがどういう会社か、詳しくは
彼ら自身のウェブサイトか、下記の
ウィキペディアに譲る。

今日の学びはとりあえず二つ。

一つは、分からないこと、知らないこと
はすぐにググるという意識を常日頃から
持っていたつもりだが、完全徹底する
にはまだ至っていないという反省。
それでも、以前に比べたら、少しは
進歩したなと思える前向きな反省では
ある。

もう一つは、B2B分野ではやはりまだ
まだ世の中に知られていないが強い
会社、強いブランドが山とあること
を、改めて脳みそに刻み込んでおきたい
なということ。
ARRIのブランド認知度は、一般消費者
にとってはかなり低いだろう。
それでも世界最大は世界最大である。
相当な儲けに違いない。

最近、小林製薬のことについて書いた
が、同社のブランド認知は相当高い
ことは疑いない。
しかし、製薬会社の中で、小林製薬は
決して大きくもなければ、儲けが凄い
わけでもなく、単に消費者に知られて
いる度合いが高い、そんな位置付けで
ある。

製薬会社で最も売上が大きく、利益が
高いのは、医療用医薬品であることは
間違いない。
小林製薬のように一般消費者向け、
いわゆるOTC(Over The Counter)を
扱っている会社は、ファイザー製薬や
GSK(グラクソスミスクライン)など
の医療用メインの会社に比べると、
圧倒的に規模や利益面で劣るという
のが業界の常識なのである。

そういう、一般にはあまり知られて
いないが、実は大きい、実は儲かって
いる、そういう業界、企業、ブランド
に目を付けて、色々調べてみるとと、
「目の付けどころがシャープ!」
な事例に出会えたりするもの。

そんなことを思い出すことができた
のが、今日の二つ目の収穫だったの
である。

己に磨きをかけるための投資に回させていただき、よりよい記事を創作し続けるべく精進致します。