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ギリギリまで粘る

さぁ、あと一週間。

3月13日(日)に、私が登壇するイベント、
「DAF27」が東京都北区の王子で行われる。

14人のプロが代わる代わる登壇して、
ひとり10分のスピーチを繰り広げる。
セミナーとライブと飲み会が混然一体
なったような、ユニークなイベントだ。


丁度一週間前にここでご紹介した通り、
「ネタ見せ」なる通過儀礼を経て、
後は本番に向けて自分の話す内容を
ブラッシュアップするのみだ。


この「ネタ見せ」の際に、自分では
なかなか気付かない、気付きにくい
ポイントを、第三者の視点から指摘
してもらったことを受けて、
「ああでもない、こうでもない」
脳内で葛藤を繰り返している。
いや、脳内だけにとどまらず、
声に出してみたり、現場で使うフリップ
(小道具)の準備をしたり、慌ただしい
ながらも楽しんでいる。

昔から、ギリギリまで粘るというのが
あまり好きではない。
ギリギリだと、心に余裕がなくなって、
クオリティが心もとなくなる。
どうせなら、余裕をもって終わらせたい、
子どもの頃からそういうタイプだった。

今回も、基本的には一通りの準備は
終わったと言えなくもない。
しかし、ギリギリまで粘って粘って
少しでも良いものに仕上げた上で
本番に臨みたい、そんな気持ちに
なっている。

イベントで登壇してしゃべる。
ここにおける「商品」は、自分の話す
スピーチの内容・コンテンツである。
会場でスピーチを聞いてくださる
お客様に、
「来てよかった!」
「面白い話だった!」
「またあの人の話を聞いてみたい!」

そのように感じてもらえることを
目指して、最善を尽くす。

モノを売るときも、サービスを提供する
ときも、マーケティングの基本は同じ。
いかにお客様に満足してもらえるか。
お客様の期待値を超えていくか。

マーケターを名乗り、
実際に長年マーケティングを生業にし、
その名の下で登壇する以上は、
自分自身がしっかりとその
マーケティングの本質に立ち返って
コトに臨まなければならない。

少々堅苦しく聞こえるかもしれないが、
そんな心境に至っている今日この頃。

私と一緒に登壇する
プロフェッショナルたちは、
どうやったらお客様が喜んでくれるか、
どう表現するとより分かりやすいか、
紹介する事例はどちらの方がよいか、
延々と試行錯誤し続けている。

この「プロとしての矜持」を持つ
集団に加わることができたという
だけでも、私としては儲けもの。
もちろん、それだけで終わらせずに、
私のプロとしてのあり方も示すことで、
少しでもプラスの痕跡を残すつもりだ。

そんなプロ同士の切磋琢磨の結果
13日に生で目撃されたい。



己に磨きをかけるための投資に回させていただき、よりよい記事を創作し続けるべく精進致します。