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「リアルか、オンラインか?」という問いの立て方は誤り

今日、主催セミナーの第2期が
最終回を迎えた。
月1回×6ヶ月で1期、なので
丁度丸1年やり切ったことになる。

元々は、昨年の3月から、
リアル会場でのセミナーとして
始めるつもりだった。
しかし、周知の通りのコロナ禍を
受け、1ヶ月開始を延期した上で、
全てオンラインでの実施とした。

今となっては、オンラインでの
実施に変えたからこそ続けて
来れた
という気持ちが強い。
少なくとも、オンライン化による
恩恵をかなり大きく受けた。
会場へ行き来する時間が削減でき、
本業が慌ただしかったりすると
なおのこと1分のありがたみが
身に沁みるのだ。

とはいえ、である。
リアルで会って物事を伝える方が、
よりしっかりと伝えられる。
リアルならではの緊張感、空気感は、
オンラインで完全に再現できるまで
には至っていない。


受講者の反応を逐一確認しながら、
伝わり具合が悪そうだと判断したら
補足することが可能だ。
カメラ越しでは、なかなか視線の
微妙な揺れまで分からないし、
カメラオフにされてしまえば
もはや聞いているかどうかも
分からない。

一昨日紹介したDAFというエンタメ
セミナー
は、リアルとオンラインの
ライブ配信のハイブリッドでここ一年
頑張っていたが、今後はライブ配信を
やめて、編集した上で後日の配信に
切り替えるという。
その心は、オンライン観客の熱量と
リアル観客の熱量に差がありすぎる
ところに起因している様子。
やはり、オンライン視聴の条件下で
リアル視聴と同じくらいの長時間、
画面の前に視聴者を釘付けにする
ことは、相当無理があるのだ。

結局のところ、リアルの価値を高く
評価しつつも、オンラインとの
「いいとこどり」をしていくべき。

そんな結論に落ち着くのだろう。

問いの立て方を、
「リアルか、オンラインか?」
という二者択一的にしてしまうと、
判断を誤る。

両方のいいとこどりをすればいいのだ。
何をしたいのか、目的は何なのか、
それに応じて柔軟に選び取っていけば
よいだけのこと。

良い意思決定をしたければ、
良い問いを立てなければならない。


良い問いを立てられたなら、
問題はほぼ解決したに等しい。


過去、色々な人に教わってきた
エッセンスを踏まえると、
ほぼ間違いない命題。

私の場合、
参加者の方にマーケティングの
エッセンスを伝えることを通じて、
その方々の人生がより輝き、
仕事における成果があがるような
サポートがしたい
と思っている。
この目的をより効果的に達成する
ために、最適な人数と会場(リアル
かオンラインか)のバランスを
考え続ける必要がありそうだ。

当面は、コロナの問題もあるので
オンラインとせざるを得ない。
そのため、オンラインで効果を
上げられそうな上限が10名位だと
いう感触を掴んでいるので、
しばらくはその人数での開催を
目指そうと思う。

ということで、マーケティングの
エッセンスを伝えるベーシック
セミナーの第3期、4月からの
開催に向けてこれから仕込みを
加速させていかねばと決意表明を
しておく。



己に磨きをかけるための投資に回させていただき、よりよい記事を創作し続けるべく精進致します。