見出し画像

スーパーにショーケースを置いたクリスピー・クリーム・ドーナツのその後

もう1年以上前のことになるが、
こんな記事を書いた。

私の家の近所にあるマルエツが新装開店
して、クリスピー・クリーム・ドーナツ
の売場(什器/ショーケース)を導入
した
のである。

この記事、「スキ」の数こそ10個しか
付いていないが、なぜかよく読まれて
いる記事のようだ。
ダッシュボードで確認すると、直近
1年のビュー数は、全記事中何と5番目。

1,100を超える記事の中の5番目なので、
結構すごい。

一体なぜそんなにたくさん読まれて
いるのか、理由までは分からないのが
正直なところ。
今日の本題はここにはないので、
これは後日どこかで検証しておきたい。

昨日、久々にここのドーナツを
マルエツにおいて買い求めた。
その後もずっと売場は頻繁にチェック
しており、ショーケース内に陳列して
あるドーナツが売れているのかどうか
気にしていた

いつになってもショーケース自体を
撤去する様子はない。
これは、結構上手く行っているのかも
しれない
、そんな推測をしていた。

何日か立て続けに見た際に、
商品は確実に毎日入れ替えている
のは確認した。
その分、在庫をあまり多く取らない
ようではあったが、
賢明な判断というべきだろう。

ラインナップは、
「オリジナル・グレーズド」
「チョコレート グレーズド」
「チョコ スプリンクル」

などの一部の定番に絞り込んでいる
思われ、店舗のようにバラエティに
富んではいない。
これもまた、ロスを減らすための
賢明な意思決定
に違いない。

もちろん、これは私の家の近所だから
こそのラインナップなのであって、
もっと都心の方などにある他の店舗に
おいては、もっと多くの種類を取り
揃えている様子だ。

例えば、こちらのブログを参照して
いただくとイメージが分かりやすい
だろう。

ちなみに、このブログで紹介されて
いる「ミニクルーラー」は、
我が家の近所でも一応時々見かける。
置いていないときも多く、あっても
数が少ないのではあるが。

マルエツ以外にも、イオン明治屋
紀伊国屋クイーンズ伊勢丹などの
スーパーで展開しているようだ。
マルエツ以外は、俗に高級スーパー
と言われるチェーン
ばかり。
逆に、なぜマルエツが選ばれている
のか不思議である。

最近、最寄りから数駅離れた駅近くの
明治屋でも、取り扱いを始めた旨の
貼紙
を店舗入口で見つけた。
静かに、しかし着実に、ショーケース
販売チャネルを広げて行っているの
だなぁと実感したばかり。

その明治屋に加え、紀伊国屋ナショナル
麻布
3社とコラボしたバッグを、昨年末
から数量限定で販売
していたのは、ご存知
だったろうか。

このリリースに明記されている通り、
2022年11月現在で160店舗において
ショーケース販売を行っているとの
ことである。

お客様との大切なタッチポイントになっています。

とのコメントがなされており、
彼らにとって何らかの戦略的な
意味付け
がなされていることが
伺われる。

お客様とのタッチポイント(接点)を
多様化
することを通じて、消費者の
反応に関する様々な知見を積み上げて
いこう
、ということだろうか。

直接の接点を増やしたいのであれば、
新店オープンが最も手っ取り早いはず
ではあるが、これは莫大な固定費の
かかる投資
である。
回収するのには相当時間がかかる。

その点、ずっと小額の投資で済む
ショーケース販売をとにかくやって
みることで、リスクを抑えながら
消費者からのフィードバックをより
多く得ていく
、そんな腹積もりなの
であろう。

思いのほか長続きし、順調に見える
新たなドーナツ販売チャネル。
この調子でどこまで行けるのか、
1年後あたりに、記事にするネタが
また出て来ることを期待しておこう。

己に磨きをかけるための投資に回させていただき、よりよい記事を創作し続けるべく精進致します。