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話を聴いてもらうのは、命の一部をいただくこと

いよいよ明日が「DAF33」本番。
「Dramatic Academy Fes」
略して通称「DAF」は、様々なジャンル
でプロとして活躍する出演者が、
5分の濃厚なスピーチパフォーマンス
披露する、セミナーとフェスを混ぜ
合わせたようなイベント
である。
(まだお申し込み間に合います!)

ご来場いただくお客様に、
心の底から楽しんでいただける
よう、一分一秒を大切に、
全力で臨む

人間、ついつい易きに流れがち。
そこは、自らの言葉で自らを躾け
より良い未来を手に入れるために
今何をした方が良いか自問自答し、
後悔のない決断を積み重ねて
いきたい
もの。

そうやって、自身が納得ずくで
前に進んでいく
ことが、
人生をより豊かで充実したものに
していくのに役立つ。

私がこの「DAF」で出演する側に
まわって2年近く経った。
その直前、まだお客様として通って
いたときの常連出演者の中に、
石川和男さんという方がいらっしゃる。

ビジネス書の著書多数、
会社役員の掛け持ち、
コンサルティング事業、
税理士や大学講師などなど、
マルチな才能を発揮されている
エリートビジネスマン
だ。

私が初出場を果たしたときには
既に「卒業」されてしまった後
だったのだが、その石川さんが
古市佳央さんの主催する
「スピーチプレゼン交流会」に
スペシャルゲストとして最近登場
されておられた。

古市さんのことは、『致知』6月号
で詳しく知ったばかり。
16歳の時にバイクの事故で全身の
41%を重度の熱傷
で死にかけて、
手術の回数33回切除した皮膚
1.5㎏
という壮絶な痛苦を味わった
方である。

何とか死の淵から生還したものの、
容貌は変わり果て、常時痛みから
逃れられず、それは地獄の苦しみ
だった様子だ。

そんな状況でも、周囲の愛情溢れる
献身的なサポート
で徐々に回復、
体に加え心もリハビリ出来て、
社会復帰を果たしたのである。

その後の詳細は省くが、自らの人生を
見事に切り開き、今では「歌う講演家」
として全国を飛び回る生活をされて
いらっしゃる。

古市さんの壮絶な半生を見るに、
自分の人生など何と甘っちょろい
ものか
という気持ちになる。

その言葉に宿る途轍もない力に、
聴く人はみな自分の人生と照らし
合わせて、自分だってまだまだ
頑張れる
、そんな気持ちへと
誘われるのだ。

私がDAFでお話しすることは、
古市さんほど壮絶な背景を持って
いる訳ではない。
石川さんほど多様な実績を誇って
いる訳でもない。

ただ、20年以上にわたってプロと
して携わって来たマーケティング

関係する話を、5分間という短い
時間ながらも、しっかり大切な
エッセンスを持ち帰ってもらえる

よう準備している。

今回私が掲げたテーマは、
「デキる人は観察してる」
マーケティングだけでなく、
人生そのものにも非常に有益な
「観察」についてスピーチする。

参加者の大切な時間、
即ち「命」の一部をいただく以上、
聴いて「ためになる」
そして「元気になる」「笑顔になる」
そんな話ができるよう、満を持して
臨みたい。


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