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「ブランド・ジャパン 2024」ランキング発表

インターブランド社が毎年発表する
「Best Japan Brands」
「Best Global Brands」

というランキングは、このnoteでも
何度か紹介してきました。

他に有名なランキングとして、
日経BP社が仕切っている
「ブランド・ジャパン」
というものがあります。

つい先日、2024年のランキングが
発表されたということで、
今日はこれをネタに少しばかり
書かせていただきます。

インターブランド社のランキングと
上位の顔ぶれが結構異なるのが、
とても興味深いところ。

そもそもの評価基準が異なるので、
当然ながら顔ぶれも変わってくる
ということなのですが、具体的に
どの辺が違うのでしょうか。

インターブランドの
「Best Japan Brands」
におけるブランド価値評価は、
以下の3つの分析で構成されています。

1.財務分析:現在の売上および将来の売上予測を算出し、現在から将来にわたる経済的利益を推計。企業が生み出す利益の将来予測を行う
2.ブランドの役割分析:ブランドがどの程度顧客の購買意思決定に影響を与えているかを分析し、ブランドによってもたらされた利益を抽出する
3.ブランド強度分析:Brand Strength Score(BSS)と呼ばれ、社内と社外の両面から、ブランドによる将来の利益の確実性を評価する

インターブランド社ウェブサイトより

これに対して、日経BPの方は
以下のような説明を展開して
います。

国内で使用されているブランドを一般生活者とビジネス・パーソンが評価する、日本最大規模のブランド価値評価調査プロジェクト。2001年に第1回調査を実施し、今回が24回目。
一般生活者編では企業ブランドと製品・サービスブランド合わせて1,000ブランドを対象に調査した。ブランド価値の「総合力」を算出する際に、「フレンドリー(親近性)」「コンビニエント(利便性)」「アウトスタンディング(卓越性)」「イノベーティブ(革新性)」という4指標を採用した。
ビジネス・パーソン編
では500の企業ブランドを対象に調査した。ブランド価値の「総合力」を算出する際に、「先見力」「人材力」「信用力」「親和力」「活力」の5指標と5つの「企業評価項目」を採用した。

調査結果発表ページより一部抜粋

最も大きな違いは、
「財務分析」の重要度でしょうか。
インターブランド社のランキングは、
ブランドがもたらしている「利益」や、
ブランドの「稼ぐ力」を重視するがために、
時価総額の高い企業ブランドがランキング
上位を占めている傾向
にある気がします。

それに対して、日経BPのランキングは
より純粋に消費者の頭の中で一定の
地位を占めているブランドイメージの
強弱を測っている
、そんなことが
言えそうですね。

分かりやすい例が、
4位「カップヌードル」
消費者の頭の中に、強烈なブランド
イメージを植え付けている偉大な
ブランドであることは間違いないの
ですが、メーカーの「日清食品」が
13位と後塵を拝していた
のには、
少しばかり驚きました。

また、
5位「ダイソー」
10位「ユニクロ」
13位「ワークマン」
15位「ドン・キホーテ」
といった具合に、小売店ブランドが
上位に多くランクイン
しているのも
特徴的ですね。

この「ブランド・ジャパン」は、
ページを見ると推測していただける
通り、個別企業に対してブランド
分析パッケージを売り込むための
ツール
として、毎年大規模に調査を
行い、このランキングを作成して
います。

なかなか商売っ気の強いサイトで、
正直なところ少々面食らったほど
です。

中身についてもう少しツッコミ
どころがありそうですが、
字数がかなり多くなったので、
一旦筆をおきます。

己に磨きをかけるための投資に回させていただき、よりよい記事を創作し続けるべく精進致します。