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介護者は神の視点を持つしかない。

最寄りのスーパーでの買い物にも
脚の疲れを感じるようになった母。
行きは良いのだが帰りは歩けなくなって
休み休みだ、と言うので
毎日私が買い物メモを預かり毎日お弁当など
届けるようになった矢先。

買い物していたら本人に「遭遇」。。。
もうこれはホラーである。
それもあっちから声かけ。
嘘ついたのなら隠れるという理性もない。
だからさー。あなたはさー。
要介護1なの。
ヨウカイゴイチ。
もはや理解力も無くなっているようだが
買い物したい、運動したい、という欲求だけはすごい。

ああ、、もうこれは本当にあかん傾向。
とりあえず車で家へ行き、自分で家に入れるかどうか観察。

もう怒りとか、
勝手に外へ出て
怪我してなくてよかったとか
そういう感情の諸々は無くなってフラットな感じ。
もう気遣うのがストレスMAX.

このレベルの認知の歪みは結構厄介。
言われるがままにサポートとなるとこちらの負担が増して
疲弊していく。

そして困るのがこちらだって人間。
調子が悪い時もある。
今日なんて朝から風邪気味。微熱あり。
以前、「今日は熱っぽいし風邪をうつすといけないから
買い物はやめよう。冷蔵庫にいっぱい食べ物はあるよね。」
と訴えても
「へー。でも毎日運動しないとわたしの気が晴れないし
足腰弱くなるし」だってさ。
ということで
とりあえず身内への、娘への気遣いも無くなっている。
大昔から自己中だったけれども最近は特に
理性のタガが外れてきている感じだ。
これもまあ、あかんやつ、、、ですよね。

こういう種類の人間がまた何か外でしでかしても
身内に監督責任はないことを祈るばかり。
お仕事として赤の他人を介護する方々は
本当に困ると思う。
その辺りはきちんと守られているのかしら。

まあ、敵は足腰は弱っているが
気力体力はあるようだし
わたしと違って風邪ひとつひかないし。
子育て中だって「母親」は調子悪くても
家族の面倒を見るのだから
とりあえず育ててもらった恩は返さなきゃね。

無理してでも毎日買い物したいという意思は尊重するしかない。
いつかその辺りの道端で転倒、昏倒、という事態になるでしょう。
知らんけど。


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