フリーランスになるなら知っておくべきこと
フリーランス 4年目に入った。「これからフリーランスになるぞ!」という人へ良くアドバイスしていることをまとめておく。
1. 開業前
フリーランスには金融的な信用がない
フリーランスは来月破産するかもしれない爆弾のように金融機関には見えている
会社員の信用に追いつくには5年10年かかるので、信用が必要なアレコレは会社員のうちに済ませておく (クレジットカードの作成、賃貸・住宅ローン契約、etc…)
開業費
開業のために使ったお金は「開業費」として経費で落とせる (仕事で使うPCやスマホ、ハンコ、名刺、etc…)
経費で落とすにはレシートや領収書が必要なので、忘れずにもらっておく
2. いざ開業
開業届
開業手続きはオンラインでも出来るけど、すぐ銀行口座作るなら税務署窓口で手続きしてハンコ付きの控えをもらうのがオススメ
青色申告の申請
絶対やる、開業届出したらすぐやる(タイムリミットあり)
電子申告の準備
確定申告は電子申告しないと控除額が10万円ぐらい減って損する
マイナンバーカード持ってるなら不要、持ってないなら税務署で電子申告用のID/Passを発行してもらう
健康保険
前職の保険を引き継ぐ「任意継続」によって(年収によっては)保険料がお得になる(タイムリミットあり)
国民年金
払った年の経費となるので、利益が出た年にまとめて払うテクもある
事業用の銀行口座を作る
個人の入出金と混ざると確定申告がゲロ面倒になる
頻繁に入出金するならネットバンク、お金を借りる可能性があるなら信用金庫がオススメ
3. 税金対策
法人化
目安として利益が600万円以上が出るなら法人化も検討する
法人化すると借り上げ社宅など、取り得る節税手段が増える
「小規模企業共済」と「経営セーフティ共済」は定番
家事按分
家賃や電気代も、仕事で使った分は経費で落とせる
4. 仕事を受けるとき
契約時の消費税
仕事であまりお金を扱わなかった人 (技術職とか) がフリーランスになったときに最初にトラブりがちなポイント
その金額に消費税は含むのか含まないのか、契約時点でハッキリさせる
報酬不払いに備える
フリーランスみんな一度は経験しているぐらい不払いは良くある話
必ず契約を結び、書面で残す (もちろん電子契約でもOK)
契約書なしだと弁護士に相談してもとても渋い顔をされる
5.その他
経理
簿記が大好きでない限り、freeeかマネフォへ課金するのが善
確定申告
不安なら税理士へお願いすることもできる (5万〜)
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