pinnamlaris【いきもの/色鉛筆】

【pinnamlaris-ピナムラリス】いきものとの出会いで感じたことを色鉛筆画で表現…

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【pinnamlaris-ピナムラリス】いきものとの出会いで感じたことを色鉛筆画で表現したり、気付いたことを言葉で綴っています | pinnamlarisの中の人:ぴなその | 都会で生きる水鳥を応援 |チームaiyueyo、循環商店街(5月に復活予定)

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私が、いきものと出会って変わったこと

自分の人生を振り返ってみた ここ1〜2ヶ月ほど過去を振り返る機会をいただき、恥ずかしい気持ちと新たな発見に驚く気持ちが半分ずつ。 きっかけはナリワイ助産院というプログラムでした。これまでやってきたこと、想い、強み、特性を掛け合わせて、お役立ちができるお商売を生み出すために学んでいます。 「これまでどんなことをやってきたのか?」 振り返ると、本質は小さい頃からあまり変わっていないように思います。どんくさくて泣き虫なまま、先月とうとう30歳になりました。 「30歳まで生き

    • 【水鳥スケッチ】婚姻色のコサギ

      • 【アオジ】羨ましさの下に眠っていたもの

        生まれも育ちも福岡で、ほぼ29年間ずっとお世話になっているこの場所へ。 前回に引き続きアオジ(野鳥)の力をお借りして、今思っていることを書き留めておきます。 小さい頃からずっと自分の出身地を自慢できる人たちを羨ましく思っていました。大自然に囲まれ、言葉では表現しきれないほどの絶景が見られる場所に生まれていたら良かったのに。家から出ればすぐそこにリスやキツネがいたり、海沿いの道を歩けば波間からイルカの背鰭が見えたりするところに。でも、アオジと近所の公園で出会ってから、その羨ま

        • 【アオジ】8年分のサクラの花びら

          サクラが散ってゴールデンウィークが近づいてくると、そわそわした気分になる。 木々の枝や地面に緑が増えていくのは、アオジたちとの別れが近づいている証拠だから。 足元の枯葉とサクラの花びらが風に押されて、サーッと地面を滑る音が聞こえる。それを聞いて思い出した。 「この冬に会った子たちとは、もう会えなくなるのかな」 頭の中は彼らのことでいっぱい。 スズメくらいの大きさの小鳥で、喉から腹はレモンやイチョウを思わせる黄色。 「ジッ」とか「チッ」とか短くて小さい彼らの鳴き声が聞こえれば、

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