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「私とユーフォ」六大編

六大合宿、六大合演などなど。

奈良への個人旅行()

まあ当時の情勢とか色々ありまして、合宿に大学単位での参加が出来なかったんですよね。
なので、みんなで行き先を揃えて同じホテルに行ったんですよ。はい。うん。まあそーゆーことです。ご想像にお任せします。

ここでは、六大ユーフォニアムパートの合宿メンツとしかほぼ喋ってないんじゃないかな…?
ゆーて私2日目(全日程3日)の夜に帰ったんですけどね。次の日予定あったので…。
この後のピック練で他のユーフォメンツと初めて顔を合わせる機会があるんですけど、そこで自己紹介をする時には、全力で合宿メンツ頼りました。ありがとう。

まあ個人旅行の記憶はあんまりないです…。毎日何時間も合奏して、レクもあって。あぁ、ご飯から次のご飯までの間はめちゃくちゃ短かったぐらい…?
それにしても主にチューバパートの方々がご飯3杯も4杯もおかわりしててビビりました。
えー、以上です。

あと、この時のユーフォニアムパートには6人しかいなかったので、合宿中だけ1人2曲とか乗ってました。私は「華麗なる舞曲」と「富士山〜北斎の版画に触発されて〜」に乗りました。
しかも2日か3日前ぐらいに楽譜が配られたばかりの。これは事故なんですけど…。
それにしては耐えてたかなーって感じです。テンポ遅かったのもありますが、やっぱりサマコンでの陽光と定演の宇宙がここで生きてましたね。連符に対する恐怖心がまだ薄かったように感じます。

この時の繋がりが今まで生きてるのはほんとにすごいことだと思ってます。色んな人と出会えて、色んな考え方を知ることが出来ました。当時同じ大学に自分しかいなかったユーフォパート、そんないっぱいいるのか!と感動したのを覚えています。
ほんとに参加してよかったです。
主催してくれた方々、ありがとう。

ピック練

他大の練習場所を借りて合演曲の練習をするというやつ、です。

私は基本的には「運転手」として、みんなの楽器を他大まで運んでいました。家から練習場所まで、4/2から6/4までほぼ毎週、日曜日にハイエースで2時間ドライブという謎な状況が出来上がってました。
朝9:00~練習の時は6:30には家を出ておく、つまり5:30起床、それからの2時間ドライブ。それが毎週日曜日にあるという過酷な環境の中、練習に向かっていました。

隣のユーフォさんと一生リズムが合わない、トランペットとトロンボーンが聞こえない(!?)、ホルンソロ奏者お休みなど、練習の中でも大変なことは多々ありました。

他にもいろいろ大変なことはありました。今思い出してもしんどい記憶しかありません。でも、そんな中で会えた「六大同期」や後輩たち、この縁は大切にしたいと思います。
ユーフォは仲良すぎな???
苦しい中にも楽しみがある、そんなピック練でした。

六大合同演奏会

全部書いてるとあまりにも長くなっちゃうので、自分が乗ったところだけ書いてます。

各校ステージ

3年ぶり?4年ぶり?とかの合同演奏会。元々どんな雰囲気だったのか等全く知りませんが、「コンクール」みたいな雰囲気を感じました。舞台裏の緊張感がまさにそれ。
競り合いのような感じもする、そんな少しピリッとしたステージでした。
今年のコンクール課題曲III レトロ、ミュージカル「レ・ミゼラブル」より、の2曲を演奏しました。

・・・コンクールかな?

レトロは、指揮者のテンポ作り?雰囲気作り?が上手かったと思います。他の団体では速いスピードで演奏されがちな3楽章、このテンポをグッと下げることで、「レトロ」という名前にぴったりな、どこか少し懐かしい感じが醸し出されていたのでは無いでしょうか。

2曲目のレミゼ、聴きに来てくださっていた先輩から「ロシア革命かな?」と言われる演奏。
今年、金管楽器にたくさん1回生が入ってきてくれたことで、つよつよになった直管ズ。
そらそうなるよ。と思わんばかりの爆音でした。
後ろのTp,Tbの爆音、さらには、ドラに激強奏者を配置していたことによる大爆発。
途中で意識飛びそうでした。

TAKARAJIMA for Brass Octet

事の発端はTwitterでの、先輩のツイートからでした。(この下に動画がありました)

好みドストライクなEuphoniumSolo、しかも直属の先輩の編曲。

「やるしかない。」

その一心で、この後「やらせてください」と直談判をしたところ、すぐにOKとの返信が。
特に音重視でメンバーにこだわり、今のうちの吹奏楽部ではこれ以上ないんじゃないかというつよつよなメンツを集めました。
Tp3,Hr1,Tb2,Eu1,Tuという、わりとよくあるある編成の金管8重奏。そして吹奏楽に触れたことのある人なら1度は通ったであろう宝島。ただし原曲が重視されていて、吹奏楽版とはだいぶ雰囲気の違う、TAKARAJIMA for Brass Octet。
そんな「TAKARAJIMA」が六大合演の幕間のトリ。この合同演奏会に華を添えることが出来たのでは無いかと勝手に自負しております。

中盤のユーフォソロ、もっと上手く吹けたのに…とだいぶ後悔はしましたが、あの「宝島」で「ユーフォソロ」という新鮮さを伝えることは出来たかなと思います。
ユーフォの優しくて暖かい響きで奏でるソロ、その中で意識したこと、それは、「編曲者であるss先輩に捧げる」ということです。
編曲者が「吹けない」と言うほど難易度の高いソロでしたが、どこかにある……かもしれない「宝島」、その片鱗を垣間見せることが出来たのではないでしょうか。

富士山~北斎の版画に触発されて~

ピック練から、隣のユーフォさんと一生リズムが合わない…と嘆いていたのですが、本番ではほぼほぼ合ってて良かったです。
六大学合同での練習、3~6月の日曜日を費やして頑張って良かったです。
そこで仲良くなれた人だっているのでね。

中間部のホルンの大ソロ。
我らが部長のホルンソロ、ピック練の時に散々隣で聴いていたにも関わらず、感極まって泣きそうになりました。

そして、この曲のはうちが誇る正指揮者が指揮をしてくれました。
今までのノートで書いたことあった気がするんですが、私は彼の指揮が大好きなんです。あの、表現力豊かな指揮。彼の指揮で「音がまとまっていく」ということを何度も経験しました。みんなが同じ方向に向かっていく、そんな力があるように感じました。
六大合同曲での指揮、自分たちの大学だけではない、初見の人もいる集団での指揮。それでもあの完成度までいけた、「富士山」を表現出来たことは、ほんとにすごい事だと思いました。
指揮者へ、ありがとう。

アンコール

六大学1~3回生、計376人による盛大なアンコール、オーメンズ・オブ・ラブ。実はこの曲を演奏するのは私の9年間?の吹奏楽人生で初めてでした。珍しい方…なのかな。
376人という大人数での演奏、観客席にはとんでもない爆音が届いたんじゃないでしょうか。事前に「お年寄りや心臓の弱い方もいるので、バカ吹きしないようにしましょう」という注意もあったんですけどね…。本番、一音目の前のブレスで舞台上の空気がなくなるかと思いました笑
アンコールの目標は「演奏、雰囲気を楽しむこと」ということも事前の注意にあった気がします。本番までいろいろありましたが、本当に楽しかったです。

おわり

これからも六大派生団体の演奏に参加することはあるかもしれませんが、「六大合同演奏会」はあの一回きりだったと思うと、本当に乗ってよかった。その思いでいっぱいです。
来年からは「客席」パートで楽しもうと思います。

では。

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