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次は、戸塚、戸塚、お出口は…

(この文章は、私が髙橋海人くんと共通点があって嬉しいと思ってることをただ書いてるだけの自己満の文章です。髙橋海人さん御本人とはなんの関係もありません。先に謝っておきます。すみません)





数ヶ月ぶりに実家へ。年末年始お休みがとれたので家族に会いに向かおうと思ってる。
何ヵ月ぶりだろう。23年は猛暑で遠出できなかったし、涼しくなっても体力温存を最優先してたからなかなか足がむかなかった。


物心ついたときから戸塚が地元だった。
地元といっても戸塚駅まではバスを使わなくてはいけない距離で生活圏ではなかったし、日用品、マンガの単行本、遠足のお菓子などは近所のスーパーで事足りた。戸塚駅までいくのは、夏休みにおばあちゃん家にいくために電車にのる時くらい。商店街で遊ぶようになるのは高校生になってからだと思う。その商店街も駅前再開発でなくなってしまった。あのころの面影は戸塚図書館くらいしか残っていない。

物心ついたときから当たり前にあるものって客観的にみる機会があまりない。
大学生になってから、人に「戸塚」っていっても通じないのに戸惑った。他府県の出身者に地元のことを聞かれたときは、横浜という地名を使うことを覚えた。
「どこ出身ですか」「横浜です」
間違いではないけれど、世間の人の思う「横浜」は多分「みなとみらい」とか「山下公園」とか「中華街」のことだと思うのでちょっとズレがある。横浜出身だなんていいなぁオシャレ~などと言われるが、実際そんな都会に住んでるわけじゃない。
横浜市っつっても広いので、、、などとお茶を濁すが、戸塚っていっても通じないだろうし強調するイコール自分のアイデンティティーを主張するに繋がる気がするから、戸塚?何それ?、、、なんてビミョーな空気になることが耐え難い。

地元の友人、家族、そして職場が戸塚だったときの同僚以外を相手に、戸塚という地名をだすのは、なんか変な恥ずかしさがある。ハダカをみられる恥ずかしさがみたいなものがあるのだ。
自分の幼少時代から思春期まで見透される恥ずかしさっていったらいいのかな。

先日、キンプリのファンクラブサイトの動画「君、遊具であそばせ?」内のプリプリレディオにて、ふたりが(というか特に海人さんが)やたらと戸塚を連呼しててびびった…
(はい、やっとキンプリちゃんでてきましたね。お待たせしました)

と、戸塚、戸塚っって、、、いいすぎ…いや、そんなに言って大丈夫??この地名、あまり言っちゃだめよ…うわ、なんかドキドキする…いいの?しらんよ…

地元の地名出してくれて嬉しい…じゃなくて、その前に上記の理由でなんかドキドキするのよ心臓に悪いのよ…。いやもちろん嬉しくもある。海人さん、ここの電車つかってらしたんですね。あと廉くんも言われてみればなるほど、びっくり、納得した。そして親近感。

おふたりが中高生の頃はもう湘南新宿ラインて普通にあったんですね。15年くらい前は多分まだありませんでした(後に調べたら2001年からあったらしい)。戸塚は東海道線と横須賀線が通ってまして、東海道線は東京が終点の電車でした。東京が終点だというイメージが私はいまだにあって、現在のような行き先が新宿方面だったり上野まで繋がってたりってのが慣れなくてよく分からない。

ちなみに湘南新宿ラインは横須賀線の線路を使ってるのと東海道線の線路を使ってるのとあるので、だから戸塚から乗るときは右に乗っても左に乗ってもどちらも東京方面にいく…ということで海人さんが「出口が右になったり左になったりする」といってるのはあながち間違いじゃないのかもしれない(といってもこれは乗るときの話だから、走ってる電車が出口が右なのか左なのかはいつも決まってるはずか?ま、追及しなくてもいいかそこは…)

あ、上で「右に乗っても左に乗っても」と書いてあるのは、戸塚駅は東海道線と横須賀線は同じホームの右と左なのです。そういう意味。
ホームが同じだから乗り換えるなら戸塚駅が便利です。乗り換え案内では大船が出るかもしれないですが、大船だと階段を登って乗り換える必要がありますから。
地元の人じゃないとこれ知らないよね。マメ知識でした。

なんの話だっけ。

なんかね、そんな風に「戸塚」という地名、駅名にある意味軽いトラウマを感じてる自分なのです。しかし、あのファンクラブサイトの企画のおかげで、肯定的にみられるようになれそうなんです。こんなに有名人が戸塚って連呼してるの聞くことなかったですよ、いままで。いままで数十年生きてきて、変化なかった意識が推しのおかげでひっくり返るなんてことあるんですね
帰省途中で頭の中に「つぎは、、戸塚、戸塚、お出口は」なんて、ふと海人さんの声がよぎる。

ついでに言わせてもらうと、実はわたしの本名もタカハシといいまして。しかもはしごだか。
ここでさらっと個人情報さらすのもなんですけど、高橋なんて日本人の多い名字ベスト4に入るメジャーな名前だから別に大丈夫やろってことでだしちゃいますけど、(同じクラスに3人いたこともある)はしごだかは子供のころは使っていませんでした。しかし、受験などで正式な書類を書くとき、はしごだかでないといけないということで普段からはしごだかで書く癖をつけるようにしました。普段からそうしてないと、うっかり正式な書類のときに書きやすい方で書いてしまう心配があるからです。徐々に使い分けるようになりました。必要に応じてどちらかを使う。

はしごだかはバランスとるのが難しく書きにくいという難点があります。行政関連の書類以外の日常で書く自分の名前は、はしごだかではなくてもいいです。他人にも求めません。ぶっちゃけ正式な書類も、特に今はオンラインではしごだかがつかえないこともあってか、別にどっちでも通るみたいですし。

そんな感じで、はしごだかに対して良い印象を持ってなかった。ちょっとめんどくさい奴でした、こいつ。

しかし、髙橋海人くんを推すようになってからはしごだかに対してポジティブにな意識が芽生えたんです。海人くんの書く直筆の髙の字が形が良くてハオ。
そして、やはり髙橋海人っていい名前だよね!?
見れば見るほどいい名前だよね。

いままで自分の名前を書くとき、このはしごだかは必要ないときは避けてました。でも今はすすんで書きたい字になりました。
推し活ってこんな効用があるんだ…自分が数十年付き合ってきたものなのに。それを変えさせるなんて、そんな力があることに驚きをかくせない。

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