見出し画像

エピソード4|スターウォーズ鑑賞感想文

※エピソード4に関わらず、スターウォーズという作品に対してのネタバレ配慮は一切しておりません。



前書き


映画の感想を書くなんて初めて!

今まで、1本で完結する90分程度の映画しか見てこなかった僕が、2時間弱のエピソードが何本もあるほど長大な映画を見たものですから、自己完結できずに溢れかえってしまったようです。

一応エピソード毎に感想を書いていくつもりではありますが、実は現時点で4~6、1~3、ローグ・ワン、ハン・ソロ、7まで見ています。
なので、"初めて4を見た時の感想"だけでなく、"計9話を見た現在の感想"もごちゃ混ぜになっています。

今後もこのような事が多々あると思いますが、よかったら聞いてください!


本文

ルークと出会うまで

ジャワが最初に出てきた時、ダースベイダーの仲間だと思っていた。
攫われたR2が彼らの乗り物で目を覚ました後、3POがいたから驚いた。
3PO本人は、砂漠で見つけた乗り物に助けを求めていたのだろうけど、獲物である自分の存在をジャワにアピールしていたようなものだと考えると笑ってしまったw

遠くで助けを求める3POを映したカメラは、ジャワの視界だったのかもしれない。

「お?あそこで獲物が手を振ってるぞ!」

ルークとの出会い

ダースベイダーと通信してR2たちの居場所を明かさなかった事、味方っぽいルークたちと取引をしていた事等から、ジャワがダースベイダーの仲間とは思えなくなった気がする。

最初は、R2たちが何故ルークと一緒になったのかいまいちピンと来ていなかったけど、今なら購入されたからだと分かる。
ずっと前からドロイドが欲しかったのかな?
赤いR2が壊れてしまった事で、3POが相棒と離れ離れにならずに済んだのは奇跡だと思った。

3POがオイル風呂に入っている時に発したセリフが少し気になった。

「製造者に感謝!オイル風呂は最高です」

もしかしたら"オイル風呂の製造者"に感謝しているのかもしれないけど、僕は、"自分の製造者"に感謝しているのだと思っていて、少し複雑な気持ちになった。

この時の3POは、自分の製造者がダースベイダーになった事を知っているのか?
他のエピソードで触れられていたのかもしれないけど、忘れてしまった…。
知っていたら流石にこんな事言わないだろうか?

でも、ルークと3POは遠い兄弟のようなものだと考えると、なんか嬉しくなった。

オビワンとの出会い

一人でどこかに行ったしまったR2。
ルークが「夜はサンドピープルが出て危険だ。」と言っていたけど、その時点で危険な奴らといえば、先ほど出てきたジャワしかいなかったので、サンドピープル=ジャワだと思っていた。
確かに見た目も違うし、ジャワはルークと関わりがあった事を考えれば気付けたのかもしれないけど、最初は"なんか敵っぽいやつ"という情報しかないものだから、ごちゃ混ぜになってしまうのは仕方ない。

ルークの父親について話すオビワン

この話、初めて聞いた時と今とで感じ方が全然違う…。
最初は何も分からずに聞いているから、なんなら聞き流していたと思う。
もちろんフォースの事とか、なんとなく理解できる部分はワクワクしながら聞いていたけど。

「ダースベイダーという私の弟子が帝国軍に寝返り、お前の父さんを含む仲間を殺した。」

要約するとオビワンはこのように話している訳だけど、これはオビワン自身もそう思うようにしているのか、ルークの事を気遣ってそういう言い回しにしているのか気になるところ。
このやりとりを、分からないなりにしっかり聞いて覚えていれば、少し違う気持ちで1~3を見れたのかもしれない。

この後オビワンは、一緒にオルデラーンに行く事をルークに提案したけど、もうこの時点でジェダイの素質があると感じていたのかな?
ジェダイになるには幼少期からの訓練が必要だったはずだけど、今からでも遅くないと思った理由は何なんだろうか?

ルークの家に戻る前、何者かに襲われてぼろぼろになった建物周辺でのシーンがあったけど、ジャワの乗り物である事に今気付いた。
それにしても、いろんな痕跡からストームトルーパーの仕業である事を推測するなんて、オビワンは鋭い!

生々しい描写

家に戻ったルークは、焼け跡を見て言葉も出ない様子だった。
あのようなリアル系統のホラーは苦手で、しかも唐突に来られると余計に怖い。
僕もつい最近、生きて動いている姿を知っている人の骨を見た事を思い出した。
どんな形でかは分からないけど、自分もいつか骨だけになるんだ…と、体に触れてみた。

ハン・ソロたちとの出会い

ルークの船じゃオルデラーンに行けないから、適した船を探す為にモス・アイズリー宇宙港に寄ったのかと思ったけど、腕の良いパイロットも必要だからか。
確かに、地上付近を飛ぶのと宇宙空間を飛ぶのとじゃあ全然勝手が違うよね。

バーのマスターにお断りされ、ルークに「外で待ってろ」と言われた3POが「私も同感です。」と返し、ルークに肩を叩かれる…
こういう何気ないやりとりに凄くほっこり。

ここで出てきたチューバッカやハンも、最初は知らない人だったけど今はお気に入り。

ハンがミレニアムファルコンについて、「帝国軍の船より早い」等と説明していたけど、時系列的に過去のエピソードで描写されているはずだから、見る時はその辺りにも注目してみようと思う。

ファルコンに向かうまでに後をつけて来た黒いフードの人は誰なんだろう?
他のエピソードを見たり、4を見返したりする事で得た知識はいくつかあるけど、これはピンと来ていない。

追いかけてきたストームトルーパーを見つけた時の表情といい、その後の銃さばきといい、ハンって本当にかっこいい!

オルデラーンへ

レイア姫が「ターキン総督、あなたが黒幕だったのね。」と言っていた。
これも未だ意味が分かっていないけど、きっと他のエピソードで触れられているだろうから、覚えておこう。
ターキン総督も、姫への詰め方とかを見ると、ザ・悪役って感じでかっこいい。

地球に似た星を爆破するのだけは本当にやめてほしかった。いや似てなくてもダメだけど。
サイズ感とか全く分からないけど、星が砕けるほどのパワーって…
その直後のオビワンのセリフを聞くと、余計に切なくなった。

ファルコンの中でゲームをしている3人とハンのやり取りは好き。

フォースを感じ、目隠しでの訓練に成功したルークがオビワンに歩み寄り、「確かに何かを感じたよ」と伝える。
それに対するオビワンの返しも相まって、もう既に師弟関係って感じがしてとても良かった。

オルデラーンがあったはずの場所に突っ込みあたふたする一同だけど、これも最初は何故なのか分からなかった気がする。
「オルデラーンがない」とも言っているんだけど、オルデラーン=爆破された星という結び付けができていなかったのだろう。

デススターの中へ

「君は私とは違う運命を歩むのだ」

これは、"ルークはジェダイに向いていない。"と思ったから発せられた言葉なのだろうか?
なんだか深い意味があるような気がしてならない。
パダワンにかける言葉としては「フォースと共にあれ」の印象が強いのに、今回は「フォースはいつも君と共にある」だった。
ファルコンの中ではいい感じの二人だったし、ただの言葉の綾なのかな?

地面を走るドロイドがチューバッカに威嚇されて逃げて行くのがかわいい。
でも、何をするドロイドなんだろう?
それにしても、チューバッカが暴走して生じた混乱に乗じて、管理室?を制圧する作戦は素晴らしいと思った。

オビワンの存在を悟ったダースベイダーが、「私が相手を」と動き出す。
動機は"帝国軍への忠誠心"ではなく、
自分を認めてくれなかったオビワン、ひいては反乱軍への復讐なのだと思った。
フォースの暗黒面が、いわゆる洗脳魔法や催眠術といった類の物ではないのだとしたら、その正体は一体何なのか、ますます気になってくる。

出口も遠く、敵にも迫られ絶体絶命の場面で、ダストシュートの存在に気が付いたレイア姫。
"今抱えている問題を解決する糸口はすぐそこにあるのかもしれない。"と、少し前向きな気持ちになった。
でも、問題はそこに飛び込む勇気を出せるかである。

3POとR2が待機する管制室にストームトルーパーが突入してきた時、何故2人が捕獲されなかったのかが凄く気になっている。
モス・アイズリー宇宙港でも探し回っていたのに…。

ハンたちの歓声を聞いて「断末魔の叫びだ」って、3POおもしろすぎww

ダースベイダーVSオビワン

もし、ここでダースベイダーを説得するとしたら、どんな方法が考えられたか。
気に入らない事があって自暴自棄になっている子供に、どんな言葉をかけてもあまり効果が無いように、現時点で為す術は無いように思えた。

「打ちのめしても私は更に強くなる」
というオビワンのセリフは、2つの意味が混ざっている気がした。

・私の宿命を継ぐ者は更に強くなる。
・私は死ぬ訳ではなく、更に強くなってまたお前のもとに現れる。

ダースベイダーと戦っている最中、一瞬オビワンがダースベイダーから目を逸らして、別の何かを見ているように見えたが、気のせいだった。

ストームトルーパーがファルコンを離れたのは、ルークたちが戻ってきた事を察したオビワンが、フォースを使って自分のもとへ誘導したからだと思う。
ファルコンへ駆け込もうとするルークたちと目が合い、笑みを浮かべてダースベイダーに向き直るオビワンと、流れてくる音楽が凄く心に響いた。

ここでオビワンは、何かを祈るようにライトセーバーを天に向け、消えた。
ダースベイダーのライトセーバーが当たったのか、当たっていないのかも分からないけど、

死んではいない。

初めて見た時から今まで、ずっとそう思っている。
(今まで見てきた他のエピソードで、死んだと確定できるシーンや表現があったらどうしよう…。)

デススターからの脱出に成功

今まで気にしていなかったけど、ストームトルーパーに変装したのなら、スーツを着ていた元の人物がファルコンに残っているはず…。
床の格納庫に隠しているのだろうか?

追って来る敵の迎撃を通して、ルークとハンの距離が少しずつ縮まっている事に嬉しさを感じた。
安定装置?を消火したR2はナイスだし、駆逐した時にレイアとチューバッカが喜び合うシーンも最高!

こういう宇宙船や銃座を見ていると、昔LEGOとかでいろいろな物を再現していた事を思い出した。
また始めてみようかな~

レイア姫の話をする2人。
慌てて「ダメだ」と言うルークに笑ってしまうハンからは、(かわいい奴め…)というような言葉が聞こえた気がした。

反乱軍の基地に到着

確かに、"相手にしようとしているのはどんなものか?"を知っておく事は大切だと思う。
中学時代、練習試合で戦った相手の事を部活ノートに書かされていた理由が改めて分かった。
団体戦に僕が出る事はまずなかったけど、チームの糧にはなった。(よね?)
それにしてもデススターの欠陥、設計時に誰も指摘しなかったのだろうか?

ビッグス、今思うと序盤にも名前は出ていたよね。
ルークは士官学校に通っていないはずだけど、スピーダーとは勝手が違う戦闘機の操縦をどこで習得したのだろうか?
また、何故すんなりと作戦に参加できたのだろうか?

作戦開始

デススター周辺で戦っている一方で、反乱軍の基地が帝国軍の小型戦闘機等に攻撃される可能性はなかったのか?
もしそうされていたら結果は変わっていたかもしれない。

ダースベイダーが映るたび、マスクの下に彼の顔を浮かべてしまう。
でもメタい話をすると、当時は別の人が演じていたはずで、そう考えるとなんか不思議な感じがした。

オビワンがルークに語りかける時、ダースベイダーとの戦闘で消えた時と同じメロディが流れてくる。
ダースベイダーのテーマがあるように、これはオビワンのテーマなのだろうか?
何にせよ最高の演出だと思う。
そもそもこういう曲調好きなんだよね~

映画を見ていると、一度パーティーを離れた仲間がいても、(後で戻ってくるんだろうな~)と予想できてしまう事がある。
でも、今回のハンは流石に「おおぉっ!」ってなった。
戦闘シーンに圧巻されて忘れていただけなのかもしれないけど、感動的な現れ方だった。
砲撃を喰らったダースベイダーが、くるくる回転しているシーンがかわいく見えたw

自動標準を切ってでもプロトン魚雷の打ち込みに成功したルーク、ナイス!
もしここでオビワンを信じず、自動標準に頼っていたら失敗していたかというと、そうとは限らないと思っている。
誰を信じるとか信じないとかではなく、衝動的に行動してしまうかどうかな気がするけど、そこら辺は深く考えても仕方ないか…。
ぶっちゃけ運次第なところも多くあるだろうし、そもそもデススターを破壊した事で逆に不幸になった生き物がいないとも限らない。

僕は、正解の無い物に正解を求めてしまいがちなのかもしれない。

そういえば、ここでルークに語りかけた言葉も「フォースはいつも君と共にある」だったし、デススターの中でのやりとりはただの考えすぎかな?

帰還

危ない所に行った後、安全な場所、落ち着く場所に帰ってきた時の安心感は凄いよね。
一緒に戦った仲間とはもちろん、帰りを待っていた人たちとも大喜び。

最後、チューバッカにもメダルをかけてあげてほしかったなぁ…..。


後書き


書き終えたあああああぁぁ!!!!
全部聞いてくださって本当にありがとうございます!

いや長いって。

実はこの感想文、2回目を見た後、さらに何度か要所要所を見返しながら書いた為、ここまで1週間程かかっています。
一度見ただけで、感想が出るほど理解できる訳がない…。

逆に、何度も繰り返し見たからこそこれだけ多くの感想が書けたとも言えるのですが、たぶんもう書きません。
いや書くかもしれないけど、とりあえずはスターウォーズという作品を楽しむ事に専念しますw

本当は1エピソードを見る度に感想を書いて、書き終わったら次のエピソードを見て…ってやろうと思ったのですが、

「やめとけ。」

自分と相談した結果、こう返ってきました。

それではみなさん、最後までご覧いただきありがとうございました~!
フォースと共にあれ!