ロンドン市庁舎で導入されたNMRパイプテクター®-NMRPT-

建物の劣化による問題の1つに、配管設備の劣化による配管内赤錆腐食があります。配管内赤錆防止装置NMRパイプテクター®は、配管内赤錆腐食を改善・防止できる装置として現在、世界中で採用されています。その中には重要建築物や、世界的にも有名な建物での採用も多数あります。例えば、英国のロンドン市庁舎（ギルドホール・ロンドン）でもNMRパイプテクター®が導入され、配管の延命が行われています。

歴史的価値の高いロンドン市庁舎

ロンドンの名所である市庁舎は、長い歴史があり重要な価値のある建築物です。複数の建物により構成され、全てが世界遺産に登録されています。 その中には14世紀に建築され、当時最高級の評価を得た建築物であるギルドホールがあります。ギルドホール・ロンドンの地下には、ローマ時代に作られた競技場の遺跡や、公開処刑が行われていた場所があるともいわれています。
その他にも観光スポットとしてアートギャラリーがあり、数多くの芸術品を見る事ができます。1999年にオープンし、2014年にはリニューアルされたアートギャラリーでは、古いもので17世紀に作成された作品もあり、館内には常時250点ほどの作品が展示され、期間限定の企画などもあります。

ロンドン市庁舎のNMRパイプテクター®-NMRPT-による赤錆防錆効果

ロンドン市庁舎でNMRパイプテクター®が導入されたのは、老朽化により、配管内で赤錆腐食が起こっていた為です。ロンドン市庁舎の給湯配管からは毎朝使い始めに赤水が出ていました。その水中の鉄分値は、赤錆の溶出により6.36㎎/ℓと赤錆腐食の進行している事が分かる、高い数値が水質検査で確認されました。英国の水道法に基づく水質基準値が0.2㎎/ℓである事からも、非常に高い鉄分値である事が分かります。給湯配管内の赤錆腐食の改善、配管延命を目的としてNMRパイプテクター®を導入し、3週間後の採水検査では、赤錆による給湯配管内の水中の鉄分値は0.015㎎/ℓまで大幅に減少しました。 その結果、ロンドン市庁舎の悩みとなっていた毎朝の赤水は解消し、水は透明で良好な水質へと改善されました。

赤錆と黒錆の違い

NMRパイプテクター®の赤錆防錆効果は、赤錆腐食によって発生した配管内の赤錆を黒錆に還元し、既存の赤錆の減少、新規赤錆発生の停止をするものです。赤錆は水に溶出する性質ですが、黒錆は不溶性である事で、赤錆による赤水のように水の濁りの発生や、水中の鉄分値を上昇させる事はありません。また、赤錆は配管内を詰まらせる配管内赤錆閉塞を起こしますが、黒錆は赤錆の体積の1/10と小さい為に、配管内の赤錆閉塞は黒錆に還元される事で縮小改善されます。赤錆腐食が進行する事で配管を傷め、漏水を引き起こします。これに対し、黒錆は硬い結晶の不動態となり、配管内の赤錆が黒錆に還元する事で、配管内は強化されていきます。配管内の赤錆は、黒錆の被膜で表面が覆われ、新規の赤錆が発生しなくなります。これが、NMRパイプテクター®の赤錆防錆と、40年以上にわたる長期配管延命が可能な理由です。

ロンドン市庁舎が推薦したNMRパイプテクター®-NMRPT-

NMRパイプテクター®の赤錆防錆効果によってロンドン市庁舎の給湯配管内の赤錆腐食は解決し、その赤錆防錆効果が高く評価された事で、ロンドン市庁舎からNMRパイプテクター®の推薦状が、ロンドン市庁舎調査事業部不動産管理部とロンドン市庁舎技術サービス部の課長の連名により発行されています。その内容は、ロンドン市庁舎の西棟系統給温配管でNMRパイプテクター®の導入によって、「赤錆が設置前よりも99％減少」「赤錆防止効果が設置後4週間で確認」「常時出ていた赤水が完全消失し、水質改善」した事が明記され、NMRパイプテクター®の赤錆防錆効果を証明し推奨するとしています。

赤錆防錆効果への信頼から4,200棟以上で採用されたNMRパイプテクター®-NMRPT-

今回のロンドン市庁舎での事例の様に、NMRパイプテクター®の赤錆防錆効果は第三者の公的検査機関での検査結果ではもちろん、実際の導入先でも配管の赤錆問題を解決する事で実感していただき評価を得てきたものです。これまでに、4,200棟以上で導入されてきた、NMRパイプテクター®ですが、その中には導入した客先からの推薦によって、新たに導入されたものも数多くあり、NMRパイプテクター®がここまで普及してきたのは、確かな赤錆防錆効果を立証してきた結果といえます。

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