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防錆効果への新たな信頼を得る結果となった日本大学工学部へのNMRパイプテクター-NMRPT-導入事例

建物長期修繕計画の中で必要とされる配管更新を不要にするNMRパイプテクター®-NMRPT-


建物には様々な種別がありますが、鉄筋コンクリート造の建築物の耐用年数は、一般的に40~50年以上とされます。しかし建物維持に必要な修繕等が適切に実施されていれば、50年以上が経過しても十分使用可能となります。建物の設備として重要な給水管や空調管等の配管設備は、一般的に耐用年数20年~30年と建物の耐用年数の半分程となります。主な老朽化の原因として、配管内の赤錆劣化があり、建物寿命を迎えるまでに最低でも1回は配管劣化の対策として、配管を新品に取替える配管更新を行う必要があります。
配管内の赤錆劣化を防ぐ事が出来れば、配管更新や、配管更新までの時期を遅らせる配管更生を行わずに、配管を建物寿命まで維持する事も可能です。配管内赤錆防止装置NMRパイプテクター®は、これまでの配管更生工法とは異なり、赤錆腐食の完全停止を実現する装置です。
今回紹介するNMRパイプテクター®を導入した、日本大学でも赤錆腐食の完全停止が立証され、配管の延命を行っています。


配管耐用年数を超えた研究棟の給水管で赤錆劣化の発生


全国に複数のキャンパスを持つ日本大学ですが、福島県郡山市にある工学部のキャンパスに、2001年にNMRパイプテクター®が導入されました。キャンパス内の1970年代に建築された研究棟では、NMRパイプテクター®の導入前まで、給水管内の赤錆腐食により蛇口からの水が赤錆によって濁る、「赤水」が発生していました。日本大学では、給水管の赤錆対策として配管更新も検討しましたが、実施には高額な費用と、断水が必須の長期にわたる工事によって施設利用も制限が必要な事から、他の赤錆対策を検討していました。


NMRパイプテクター®-NMRPT-ならではのメリットによって採用を決定した日本大学工学部


配管更新と比較しNMRパイプテクター®の特徴として、赤錆対策の費用を大幅に削減できる事があります。その費用削減効果は、配管更新の5分の1から10分の1以下の費用にまで抑えてNMRパイプテクター®を導入する事ができます。 また、NMRパイプテクター®の設置は、配管の外側に装置を装着するだけで済み、断水を必要とせず、導入工事は1日かからずに完了します。このように防錆効果の他にも、配管更新には無いメリットが評価され、日本大学工学部でNMRパイプテクター®の採用が決定しました。


NMRパイプテクター®-NMRPT-の導入先自身での防錆効果の確認という新たな試み


日本大学工学部のNMRパイプテクター®導入では、これまでの他の建物への導入時と大きく違う部分がありました。それはNMRパイプテクター®の防錆効果の確認の為に行っている、配管内の水中に溶け出した赤錆による鉄分値の測定を、通常依頼している第三者の公的検査機関での検査ではなく、日本大学工学部自身で行うというものです。これは日本大学工学部に、水質検査に必要な設備があった事で実現できた内容です。実際の水質検査は、日本大学物質化学工学科の平山和雄教授(当時)によって行われました。


明らかな防錆効果を日本大学の平山教授の手によって立証


NMRパイプテクター®導入1ヶ月後の水質検査で防錆効果は確認されました。NMRパイプテクター®導入前の給水管内の水は、赤錆の溶け出しによって鉄分値は7.8mg/ℓと非常に高い数値でしたが、導入1ヶ月後では鉄分値が0.1mg/ℓと大幅に減少しています。日本の水道法水質基準値は0.3mg/ℓですから、元の鉄分値7.8mg/ℓがいかに高く、NMRパイプテクター®導入後の鉄分値0.1mg/ℓで、いかに赤錆腐食が改善されたかが分かります。この防錆効果を日本大学自身で確認した事により、日本大学では、NMRパイプテクター®の防錆効果について非常に高く信頼される結果となりました。


高く評価された日本大学での防錆効果の立証は各私立教育機関にも紹介されました


日本大学自身で防錆効果を立証した事で、結果的にNMRパイプテクター®の防錆効果がより公正に立証され、これまで以上にNMRパイプテクター®をお客様に安心して導入いただける事例となりました。
また、NMRパイプテクター®による配管の赤錆防錆は非常に有効なものであると
日本大学が評価した事で、私立の教育機関を対象とした「全私学新聞」平成14年7月13日号に、日本大学のNMRパイプテクター®による、給水管赤錆劣化の完全停止について記事として掲載されました。これまでNMRパイプテクター®が4,200棟以上で導入されてきたのは、様々な面でNMRパイプテクター®が信頼されてきた事への結果といえます。

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